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文化庁、日本最大級の都市型ロック・フェスティバル「SUMMER SONIC」で国内外の現代アーティスト5名の大型作品を展示「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」

2022/08/13

文化庁は、日本のアーティストを世界トップレベルに育てていくことを目的に、音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組みとして、金氏徹平、小林健太、レアンドロ・エルリッヒ、細倉真弓、イナ・ジャンと国内外の現代アーティスト5名の大型作品を、日本最大級の都市型ロック・フェスティバル「SUMMER SONIC」(2022年8月20-21日・千葉県千葉市美浜区美浜ZOZOマリンスタジアムおよび幕張メッセ)に展示する「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」を新たに実施し、世界に向けて発信していく。
 
文化庁は、日本のアーティストが世界トップレベルとなることを後押しするため、様々な取り組みを行っている。「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」では、国際的に影響力のある音楽イベント「SUMMER SONIC」において、現代アート作品を世界的なトップアーティストと一緒に展示し、発信することを通して、日本のアーティストの国際的な評価を高めるとともに、グローバルに活躍の場を広げるための原動力となることを狙う。併せて、今回の展示を通じて、日本が現代アートの国際拠点となるための一端を担うことを目指す。
 
都倉俊一文化庁長官は本プロジェクトについて、

「音楽と他分野の融合。これは、私が文化庁長官に就任して以来、考えてきたことでした。日本の文化芸術は、音楽やアート、文化遺産などの分野ごとだけでなく、一緒に取り組むことによって、新たな価値を創造し、世界により力強く発信することができると信じているからです。また、このような世界に発信力のある取り組みを続けることが、日本のアーティストを世界レベルに成長させる原動力になると思っています。」とコメントしている。

 

  • サマソニ東京会場を舞台に世界に通じる日本アーティストと世界的アーティストが共演する大型アート作品展を行うことが決定しました。 今プロジェクトは、文化庁とタッグを組んだ文化芸術のグローバル発信プロジェクトとなります。 国内外のトップミュージシャンが集うアジア最大規模の音楽フェスティバルに、日本的感性につながるアート作品を加えることで、新たな化学反応を起こしていきます。サマソニに集う国内外の音楽ファンに向けて、アートの魅力を伝え、音楽とアートの橋渡しから生まれるクロスカルチャーの可能性を切り開く試みです。世界のフェスとも肩を並べるような「アート×音楽フェスティバル」を目指して行きます。 音楽を愛する全ての人が楽しめるアートの祭典。日本から世界へ。Music Loves Art!
  •  
  • 主催:文化庁/サマーソニック事務局
    企画:山峰潤也/ArtTank(小平悦子+近藤俊郎)

 

■出展作家

金氏徹平「Hard Boiled daydream (Sculpture/Spook) #A.B.C」2022年

小林健太「フラグメンツ・オブ・メモリー」2022年

レアンドロ・エルリッヒ「 Traffic Jam 交通渋滞」2022年

細倉真弓「I can (not) hear you」2019年

イナ・ジャン「Voyages – たび」2022年


【関連リンク】
https://www.summersonic.com/attractions/detail/music_loves_art_in_ss22/

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