リコーイメージングから、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「GR」シリーズで初となるモノクローム写真の撮影に特化したモデル「RICOH GR IV Monochrome」の開発を発表した。発売は2026年春予定。
現在開発中の「RICOH GR IV Monochrome」は、2025年9月より発売を開始した最新モデル「RICOH GR IV」をベースに、新型のモノクローム専用イメージセンサーの搭載をはじめ、専用のレンズユニットやイメージコントロールの採用により、モノクローム写真ならではの奥深く多彩な表現を楽しめるモデルを目指す。
「GR」シリーズは、1996年に発売したフィルムカメラ「RICOH GR1」からまもなく30年、そして2005年にデジタル化した「GR DIGITAL」の発売から本年10月21日でちょうど20年を迎える。
この長い歴史の中で、常に高画質や速写性、携帯性の追求というカメラの本質的な価値にこだわった基本コンセプトを継承しつつ、時代に応じてさまざまな進化を遂げてきた「GR」シリーズ。モノクローム専用という新たな領域に挑戦する「RICOH GR IV Monochrome」の登場を、楽しみに待ちたい。
- ■仕様
レンズ構成:5群7枚(非球面レンズ3枚)
焦点距離:18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当)
F値:F2.8~F16
撮像素子:種類:モノクロ/CMOS、サイズ:23.3mm x 15.5mm
有効画素数:約2574万画素
感度(標準出力感度):ISO160~409600
手ぶれ補正:撮像素子シフト方式(Shake Reduction)(5軸補正)
フォーカスタイプ:像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式
フォーカスモード:オートエリアAF、ゾーンセレクトAF、セレクトAF、ピンポイントAF、追尾AF、コンティニュアスAF、MF、スナップ(0.3m、1m、1.5m、2m、2.5m、3.5m、5m、∞)、∞
シャッタースピード:1/4000~30秒(絞りによる制限 F2.8:1/2500秒まで、F5.6以上:1/4000秒まで)、バルブタイマー(10秒~20分)、バルブ、タイム
画像モニター:3.0型TFTカラーLCD(アスペクト比3:2)、約103.7万ドット、広視野角タイプ、エアギャップレス強化ガラス
大きさ:約109.4(幅)×61.1(高)×32.7(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
└レンズ部厚:31.3mm
└ボディ部厚:24.5mm
重さ:未定
■製品情報
「RICOH GR IV Monochrome」
発売日=2026年春予定
【関連リンク】
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2025/20251021_041387.html
リコーイメージング、ハイライト部を拡散しワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめる独自の「Highlight Diffusion Filter」を内蔵する「RICOH GR IV HDF」の開発を発表
2025/11/01
富士フイルム、「音まで”撮”れる!」instax™チェキ上位モデル、セルフィーカメラを初搭載したハイブリッドインスタントカメラ「instax mini LiPlay+™」発売
2025/10/30
富士フイルム、クラシカルな外観と洗練された操作性を小型軽量ボディに凝縮した人気「X-T30」シリーズの最新モデル、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T30 III」発売
2025/10/29


PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。
「Photo & Culture, Tokyo」最新の更新情報や、ニュースなどをお届けメールマガジンのお届け
書籍、写真グッズなど会員限定の読者プレゼントを実施会員限定プレゼント