写真家・小林紀晴による第一回監督作品「トオイと正人」が、東京ドキュメンタリー映画祭2021にて上映される。
旧残留日本兵の父とベトナム系タイ人の母との間にタイに生まれた「トオイ」は、8歳の時に日本に渡り「正人」と呼ばれるようになった。
その後、写真家を志した28歳の「正人」は、タイのバンコクへ、生まれ故郷のウドンタニへ旅に出る。 やがて、「正人」のになかに眠っていた「トオイ」が、静かに目を覚ます。さらに父の記憶を追ってメコン川を渡る。
瀬戸正人の著作『トオイと正人』を映画化。タイ、ラオス、福島でロケを敢行。映画祭でも入賞、受賞しており、初の映画公開に期待が高まっている。
12月15日(水)11時50分〜、新宿K's Chinemaにて上映され、当日は監督の小林紀晴も舞台挨拶をする。
監督・脚本:小林紀晴
原作:瀬戸正人
ナレーション:鶴田真由 こしみずよしき
出演:瀬戸正人、尾方聖夜
音楽:いろのみ
撮影:今井知佑、尾崎聖也
2021年/カラー/63分
映画祭での入賞、受賞歴
受賞:新人監督賞 Bangkok International Documentary Awards 2021
入賞:
・東京ドキュメンタリー映画祭2021
・Portland Film Festival 2021
・INTERNATIONAL NEW YORK FILM FESTIVAL 2021
・南京International Film Festival 2021
・2021 ARFF Berlin//International Awards 2021
[公式サイト]
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