株式会社ビームスは、東京港区の高輪ゲートウェイシティに開業する大型商業施設「ニュウマン高輪(NEWoMan TAKANAWA)」に、アートやカルチャーの面白さを発信するプロジェクト「ビームス カルチャート(BEAMS CULTUART)」初の単独店として「ビームス カルチャート 高輪」を、2025年9月12日(金)にオープンする。
「ビームス カルチャート 高輪」は、現代アート、グラフィックデザイン、音楽、飲食など、ビームスならではの視点で厳選された多様なカルチャーを紹介する。
約50年前、1976年の創業時よりライフスタイルを提案しているビームスは、ファッションを取り巻く文化的なシーンを常に大切にしてきた。家具やインテリアの販売、音楽レーベルとレコードショップ、アートギャラリーの運営など、いずれも1990年代より続けている。
長年の取り組みからくるアーティストやクリエイターとの関係をいかし、アート・カルチャーに造詣の深いスタッフが集結して目指したのは、ビームスが得意とする様々なカルチャー領域の面白さを体験できるショップだ。好奇心を満たす新たな出会いを求めて、ぜひ来店してみたい。
(左)中古レコード約500枚を揃える (右)レコードを探すようにアート作品を探す”アートディギング
ビームスの店舗では初めて中古レコードの売場を設け、オープン時には幅広いジャンルからセレクトされた約500枚が揃う。その場で試聴ができ、プレイヤーやスピーカーなど様々な音響機材も販売する。またレコードを探すのと同じようにアート作品を”ディグる”スタイルで気軽にアート作品を探し購入できる、「Rotten Donuts」による「ART Digging」コーナーを常設。完全予約制の書店「Hi Bridge Books」が選書したカルチャー誌やアートブックも並び、店内のイスやベンチで読みながらゆっくり過ごせる。
(左)アートブックやカルチャー誌、オブジェやライフスタイル雑貨も並ぶ
(右)ブリコラージュアーティスト村上大陸によるアートピース兼Bluetoothスピーカー「LEAK」
店舗の入口には、ミルクティー専門店「MILK TEA SERVICE(ミルクティーサービス)」の初となる常設コーナーが登場。独自にブレンドされた茶葉から抽出されるコク深い紅茶とまろやかなミルクの甘みが重なる、毎日でも飲みたくなる味わいのオリジナルアイスミルクティーを提供する。スタッフが一杯ずつ丁寧に淹れる特別な味わいを、店内のカウンター席でもテイクアウトでも楽しめる。
店内のギャラリースペースでは定期的に企画展を実施予定で、オープン時は、アートディレクターとして「ビームス カルチャート 高輪」のオープン記念ビジュアルを手がけた八木幣二郎のグラフィックデザインをフィーチャーし、ポスターの展示販売を行う。
さまざまなカルチャーがこの場で調和することへの期待をこめて制作されたオープン記念ビジュアルは「HARMONY」をテーマに、新進気鋭のアーティストやクリエイター7名が提供した作品に八木氏のオリジナルデザインを掛け合わせて完成した7作品と、ベースとなるオリジナルデザイン1作品によって構成される。
(左)薄場圭「buff」2025年
(右)横手太紀「浮く瓦礫 / Moku, Mugi, Shii (when the cat’s away, the mice will play)」2025年/撮影 竹久直樹
(左)佐藤暸太郎「Circles」2025年 (右)米澤柊「わくわく!」2025年
(左)南谷理加「Untitled #0277」2023年 (右)王之玉「From Heaven」2024年
菊池虎十「微笑みの精霊」2025年
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