写真家ハービー・山口のスピリットにインスパイアされたフォトグラファーズバッグに、トップフラップデザイン(短いかぶせ式)のF型が加わる。前作の“カメラを運ぶ感覚と機能オシャレの共生”の理念はそのままに、本作もカメラにとても優しい設計となっている。付属のインナーボックス含め、全ての資材と製造はオール日本製。最高の革と70-90'sロンドン撮影のコンタクトシートを裏地に贅沢にプリントしたスペシャルプロダクトは、最も信頼のおける職人達に手掛けてもらったという。
■新たなデザインで写真家ハービー・山口と再びカメラバッグをつくる
新型カメラバッグ開発については、2022年末に構想についての話し合いが始まった。前作は当時としては新しいスタイルを持った巾着型を提案したが、今回は『ハービーが最も所有するフラップのカメラバッグを開発したい』となった。その理由は10年前、初めてハービーと協業して作ったのが、そのタイプだったからだという。このプロダクトは奇しくも最終サンプルまで開発されながら未発売となったが、時が巡り自身の経験を重ねたタイミングとなった。
2022年3月4日のインタビュー「カメラを運ぶだけではなく、夢を運ぶカメラバッグ」で、ハービーから『今後も違うテーマなどで、これまでにないような新たなスタイルのカメラバッグが開発されることを楽しみにしています』と声をかけてもらってから約3年。今回、写真家ハービー・山口とコラボした続・プレミアムカメラバッグをお披露目できることなった。
■なぜ再びカメラバッグをつくるのか?
▼10年越しの想いと、レザー素材に込めたものつくりの可能性
ハービーモデルの初代フラップカメラバッグをつくり損ねてから10年。その間、世界中のカメラバッグをリサーチしながら、「どんなフラップバッグであれば、所有する数ある中で“先発メンバー”として使えるか」「ただの道具ではなく“誰かにとっての少しだけ特別”になれるか」そんな問いを繰り返しながら、試行錯誤を重ねてきた。
そして、レザーという素材を活かしたデザインの経験値が今回の企画にいきついた。「レザーでこそ成立する、意味のある形」を追求することが、今回課された大きな使命なのだと感じ、願わくば、ハービー・山口のシグニチャーモデルとして、世界中の優れたカメラバッグ達と時代を超えて競えるようなデザインを“レザープロダクト“によってつくりあげたいとなった。
前作フォトグラファーズバッグは、フラップでもジップでもない真新しいスタイルだったが、今作はカメラバッグの王道ともいえる、フラップスタイルを真正面からデザインした。
■「新型カメラバッグ」ハービーさんと決めた重要な2つの柱。どんな方向性を目指したのか?
新型カメラバッグの要点は2つの大きな柱(AとB)を軸に開発を進めてきた。
A:10年前に伺った「最初のご要望」
今作の原点は、私が初めてハービーさんと協業してフラップ式カメラバッグを開発した際にお聞きしたご要望にあります。10年の時を経ても、ハービーさんの撮影スタイルとバッグに求める本質的なニーズは大きく変わっておらず、それらをあらためて見つめ直すことから始めました。
─ Aに込めた要点 ─
①「つかいやすいフラップタイプ」
片手で開閉できるような着脱機構
②「カメラを傷つけない設計」
金属パーツや複雑な構造をカメラ周辺から排除
③「カメラバッグに見えない佇まい」
箱型にならず、コンパクトで自然な印象
④「床に置いても倒れにくい安定性」
バッグの形状や内部バランスにも配慮
B:そして、現在の「新たなご要望」へ
当時の要望を再確認したうえで、改めてハービーさんに撮影スタイルを伺ったところ、10年前には使っていなかったレンズを常用されていました。さらに、前作のフォトグラファーズバッグを使用する中で「もう一本レンズが入れば」と思う場面があるとの声を受け、サイズをやや大きめにする方向性が定まりました。
─ Bに込めた要点 ─
①「ノクティルックス 50mm F1.0装着したM型カメラ+レンズ1本が入る収納量」
前作より容量を増やし、日常の持ち物も一緒に収納可能
②「カメラ・レンズのプロテクション性能」
カメラ収納は、『しっかり保護』ではなくカメラを運ぶ『入れ物』くらいの感覚で。
③「おしゃれと機能の両立」
ファッションとの相性を大切に、「お洋服とお友達になれるバッグ」
④「前作のフォトグラファーズバッグの高評価ポイントを継承」
・開口広くストレスなく機材の出し入れができる。
・バッグを完全に締め切らずに使える。その場合の見た目(美観としても)も良い。
・フルレザーながら期待よりずっと軽い。
■デザインの核として、ぶらさなかった4つの指針
A(過去の要望)とB(新たな要望)という2つの柱を築いた上で、それを外装デザインとして形に落とし込んでいくために、ぶらさずに置いた軸があります。それが、以下の(C)です。
C:デザイナーが決めた「デザインの核」
─ Cに込めた要点 ─
①「思い切り短いフラップ」
『長くて扱いづらいなら、いっそ潔く短くしよう』そんな“STAY PUNK”精神で、潔さと扱いやすさを両立
②「開閉具はカメラを傷つけず&装着音がないスタイル」
バックルの“カチャ”、マジックテープの“バリバリ”は排除。静かに開け閉めができる(開閉音も品性の一部)
④「直線的になりがちなカメラバッグデザインにオーガニックフォルムを纏わせる」
ディテールは角ばらせず、丸みを持たせ“ハービーさんらしい優しさのあるデザイン“を表現
③「”カメラバッグに見えないカメラバッグ”を目指さない」
『そのバッグ、素敵ですね』と声をかけてもらえるような、バッグそのものが魅力ある存在を目指す
■新作の名前は「フォトグラファーズバッグF」
ふたつのショートフラップを組み合わせることで口元を隙間なくプロテクトした構造は、フラップ域をフォトグラファー仕様に短くし、その上にカメラを安定して置き持ち歩けるようにしたデザインを採用。オリジナルの着脱機構はカメラが傷つく要素を排除し、ボタンを留めるように静かに開閉する。ハービー・山口のロンドンで撮影された合計6枚のコンタクトシートをプリントした生地や、バッグに刻まれたサインメッセージサインなど、このカメラバッグには撮影する人達の機材のみならず情熱を運ぶように想いを込めた。
タイプA「フォトグラファーズバッグF」
タイプB「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」 カラー:レッドキャメル
フォトグラファーズバッグFは下記、2種類のタイプを展開。
タイプA「フォトグラファーズバッグF」
タイプB「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」
ABそれぞれの違いは、「アナザーポケット」の有無のみ。本体のバッグの仕様に違いはない。「アナザーポケット」は、ほんの少しクッション性を持たせているので、サブ機のコンパクトデジカメや、メガネやサングラスなどの置き場に最適。
■主な特徴
▼柔らかさと確りさを作り出す為に選ばれた2種類の革
身に馴染むようなしなやかさを持ちながらも、しっかりとしたバッグであること。それがフォトグラファーズバッグFの目指したかたちだ。
その理想の質感を実現するために、2種類のステアレザー(牛革)を組み合わせている。バッグ本体とベルトの表面にはソフトでありながらしっかりとした繊維質のカウハイドレザーを、ベルトの裏面にはじっくりと鞣されたベジタブルカウハイドレザーを採用し、それぞれの素材の特性をコンビネーションしている。この2つの革は天然の肌キメが感じられる染料素上げと言われるオーセンティックリアルレザーで、顔料で表面を覆った“化粧をしたレザー”とは対照的な、いわば“すっぴんのレザー”とも言える風合いを持っている。
▼着脱音が限りなく無音に近い。カメラにやさしい開閉機構を設計
バッグを閉じる金具について既製品の使用は一切考えなかった。この部分はカメラバッグに限らず、バッグデザインの顔であり、プロダクト最大のアイデンティティだからだ。今回はオリジナルボタンを設計し真鍮無垢材から削り出し、カメラを傷つけないよう革で巻き仕上げた。
このバッグはボタンで着脱する珍しい仕組みだが、日常的に慣れた動作なので使ううちに自然と馴染む。音もせず、しっかり留まる構造のため、幅広く活躍できると感じている。
▼ジョー・ストラマー氏の出会いから生まれた「Stay Punk」
今作も一番大事な開閉部には「Stay Punk」を刻印した。既存の価値観に全て従うのではなく、自分に妥協しない生き方のことで、かつてロンドンの地下鉄で偶然出会った「The Clash」のジョー・ストラマーからかけられた言葉「撮りたいものはすべて撮るんだ。それがパンクなんだ」と、その出会いからこの言葉を大切に、人に迷惑をかけなければ撮りたいものをとって良いんだと、今もハービー・山口は写真を撮り続けている。
▼今作のメッセージは『Photographer's Bag to carry your PASSION』
今回ハービー・山口が書いたのは、“Photographer's Bag to carry your PASSION” ― 情熱を運ぶフォトグラファーズバッグ。
バッグを開けたときにこの言葉が目に入れば、ひたむきな気持ちを取り戻せたり、時に自分の情熱を再確認できるのではないか。そんな思いを込めて、このメッセージを決定した。
▼カメラ収納のインナーボックス
付属のインナーボックスは、収納スペースを広く使えるように薄手のクッションでつくられている。①のパーティションで仕切りを調整すれば、さまざまなカメラやレンズに対応でき、ライカM型はもちろん、フラッグシップミラーレス一眼の縦置きにもぴったり。②のピローケースは、カメラ収納時にレンズ下のスペースで枕のように使える便利アイテム。バッテリーやメディアの収納にも対応し、フィルムを巻いて保護することもできる。デジタル・フィルム両方のスタイルで活用可能。
▼クロスショルダー&ショルダーに対応。オープンにして使えるフラップバッグ
ショルダーストラップは、身長や体格、使い方やファッションスタイルに関わらず、肩掛け・斜め掛けのどちらにも対応できるよう、最短85cmから最長135cmまで調整可能にしている。右の写真は、あえてフラップをオープンに立てたまま使用している例。これまで多くのフォトグラファーが、フラップの金具を留めず、ジップも開けたまま使用しているのを参考に、オープンスタイルでも美観を損なわないデザインこそ、多くの人が求めているカメラバッグの形なのではないかと考えた。
目の前の一瞬を切り取ろうと感性を研ぎ澄ませているフォトグラファーはとても忙しいものだ。だからこそ、「必ずしっかり閉めなければならない」と感じさせるバッグよりも、「必要なときだけきちんと閉めれば十分」と思えるバッグの方が、自然で使いやすいのだと感じている。
▼ハービー・山口が1970〜1990年台にロンドンで撮影した、35mmモノクロフィルムコンタクトシートを等倍プリントしたオリジナルナイロン生地
前作のフォトグラファーズバッグでは、ハービー・山口の一枚の作品を裏地全体にプリントし、機材を包み込むようなイメージに仕上げた。
新しいプロダクトは、また異なる価値を持つものにしたいとハービー・山口と話し合い、70〜90'sにロンドンで撮影したフィルムのベタ焼きコンタクトシートを使用した。そこには若き日のハービー・山口が、ロンドンの街を歩き回り、露出や絞りを変えながら何枚も試行錯誤してシャッターを切る姿。写真家・ハービー山口が形づくられていく、軌跡の一部がある。それはこのバッグのメッセージになっている情熱そのものだ。
コンタクトシートを繋げて空いたスペースには、いくつものハービー・山口直筆の「ポジ」の言葉達を散りばめ、フルカラープリントを活かしたコラージュを添えた。このプリントの中には、隠し写真として「Dancing flag London 1981」や、ハービー自身のポートレートも入っている。裏地はランダムで裁断される為に、どんな写真に会えるかはバッグを手にするまでの楽しみとなる。
裏地の制作には、1,677万色のデータを生地に繊細にプリントできる特別なシステム(セーレン社・ビスコテックス)を採用し、元の写真データを忠実にプリントを施した。
■フォトグラファーズバッグFのディテール
フォトグラファーズバッグFは、カメラバッグとしての使いやすさや耐久性、コーディネートとして日常に溶け込むことができること、そしてハービーさんのスピリットも盛り込んだ。以下では、幾度のサンプリングで試行錯誤を繰り返し実現することができたバッグのディテールをピックアップして紹介する。
▼フラップ開口部
2枚のショートフラップを組み合わせることで、隙間なくしっかり閉じられる構造になっている。前側のフラップはメッセンジャーバッグのように折りたたんで閉じ、後ろ側のフラップがその上から覆いかぶさる仕組みだ。開閉には2ステップ必要ですが、フラップが短めなので煩わしさは感じない。また、金具を使わない場合も想定し、フラップベルトは内側にすっきりと収納できるように設計している。
▼背面ポケット
バッグ背面にスリットタイプのポケット。高さが19cmで、iPhone 16 promaxがすっぽりと収まるサイズ感だ。
▼360°ショルダーベルト
ベルトはバッグを底から持ち上げるように取り付けたデザイン。サイドとボトムのスリットに手を入れることで、バッグをたぐり寄せることができる。
▼ショルダーベルトとショルダーパット
ショルダーベルトとショルダーパットは間に芯材を挟み込み、しっかりとした強度と使い心地を両立させている。ベルトは30mm幅で、60mm幅のパッドをセットしている。パッドは取り外し可能なので、荷物が軽いときや、すっきり持ちたいときには外してアレンジできる。
▼ショルダーベルト留め具の機構と、レザーと金具の組み合わせ
ベルトはバックルとギボシの2点でしっかり留める構造になっており、荷重を分散させることで革が伸びにくく、より強固に固定される。
バックルには素材本来の風合いを残した鋳造の真鍮を、ギボシには削り出しの真鍮を使用。いずれも職人の手仕事によって一つひとつ丁寧に仕上げられている。さらに真鍮金具の変色を防ぐため、表面にはトップコートを施している。
金具の種類は、ブラックにはシルバーブラスとブラックブラスの2タイプを、レッドキャメルには素地を磨き上げたブラスを組み合わせた。
■「フォトグラファーズバッグF」のバリエーション
▼種類とカラー
タイプA
①「フォトグラファーズバッグF」 レザー:ブラック 金具:シルバーブラス
②「フォトグラファーズバッグF」 レザー:ブラック 金具:ブラックブラス
③「フォトグラファーズバッグF」 レザー:レッドキャメル 金具:素地研磨ブラス
タイプB
①「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」 レザー:ブラック 金具:シルバーブラス
②「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」 レザー:ブラック 金具:ブラックブラス
③「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」 レザー:レッドキャメル 金具:素地研磨ブラス
■ハービー・山口スペシャルカラー「フォトグラファーズバッグF」
完全限定品として、ハービー・山口スペシャルカラーを用意した。
『空色のカメラバッグを作りたい』という要望からオリジナルの鮮やかなスカイブルーを作りブラックレザーとコンビネーションした。インナーボックス一式も同色に変更し、さらに特製アナザーポケットを2つ付属。プリント裏地生地を使ったアナザーポケットは、このセットだけの特別仕様だ。
ハービー・山口スペシャルカラー
「フォトグラファーズバッグF」+「アナザーポケット」 レザー:スカイブルー(染料顔料ミックス)×ブラック(染料100%) 金具:シルバーブラス
■ハービー・山口スペシャルカラー「フォトグラファーズバッグ」
フォトグラファーズバッグもハービーさんスペシャルカラーを用意した。
このモデルのブラックレザーは、ホースハイドレザー(馬革)になる。バッグ本体以外は、上記の「フォトグラファーズバッグF」同様のセット内容となっている。
ハービーさんスペシャルカラー
「フォトグラファーズバッグ」+「アナザーポケット」 レザー:スカイブルー(染料顔料ミックス)×ブラック(ホースハイドレザー染料100%) 金具:シルバーブラス
▼「フォトグラファーズバッグF」製品仕様
「フォトグラファーズバッグF」製品情報
◯サイズ:H225×W265×D145mm
◯インナーボックスサイズ:H145×W140×D130mm
◯ショルダーベルト:最短85〜最長135cm
◯重量:880g(うちインナーボックス210g込み)
◯バッグ素材:
バッグ本体:ソフトカウハイドレザー(日本製)
ベルト裏:ベジタブルタンニンカウハイドレザー(日本製)
金具:真鍮/鋳物美錠、鋳物角形状金具、無垢材削出ギボシ(日本製)
本体裏地:ナイロン100%/ビスコテックス加工(日本製)
ポケット生地:ナイロン100%(日本製)
◯インナーボックス素材:
本体1:ナイロン100%(日本製)
本体2:ナイロン100%(日本製)
パッチ:ナイロン100%/ビスコテックス加工(日本製)
面ファスナーAB:ナイロン100%(日本製)
グログラン:ナイロン100%(日本製)
◎製造:日本製
▼プロジェクトの支援商品のバリエーション
特別販売
①「2 ROOM POUCH」
非売品のマルチポーチをクラファン限定で購入。
②「レンズスカーフ「Time Drips」」
拭き磨き機能に加え、レンズキャップの代替え機能付き。「わずかに守りながら楽しむ」感覚を持つ新しいカメラ装備品。
③「特別仕様アナザーポケットホースレザー」
サブ機のコンデジやメガネを格納可能な別付けポケット。裏地はフォトグラファーズバッグFの裏地で作られた、このプロジェクトでしか購入できない仕様。
■支援金の使い道について
このクラウドファンディングプロジェクトでは、「フォトグラファーズバッグF」および「支援商品」を予約購入する形にて、支援を募る。
集まった資金は、商品を作る為の資材購入と製作費用に加えて、これまでに支払った資材やサンプル代などの開発費、量産前にかかる各種金型、写真裏地代、開発を協力されたアーティストへのロイヤリティーなどにあてさせてる。
「フォトグラファーズバッグF」は現在まで5度の試作と最終プロトタイプを製作した。開発費はざっと100万円超となる。すでにこのカメラバッグを販売していく覚悟はあるが、特別な思いを込めてハービー・山口とつくったカメラバッグなので、この機会にクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、開発経緯を知ってもらうことになった。
■ご挨拶
最後までご覧いただきありがとうございます。
このプロジェクトをフォローして頂いた方には、「フォトグラファーズバッグF」の活動報告をいち早くお届けいたします。このバッグをデザインするDOUBLE O DESIGNBOOKのインスタグラムアカウント@do_designbookや、Xアカウント@DDesignbookでは掲載できなかった情報や写真をUPしていく予定です。
DOUBLE O DESIGNBOOKはとても小さなデザインスタジオ。活動目的は”少しだけ特別で、心に深く残り続けるもの”を作り出すこと。
ハービー・山口氏という偉大な写真家をモデルにデザインさせていただいたフォトグラファーズバッグFが、誰かにとって特別な価値になるように、想いを込めてクラウドファンディングをやり遂げたい所存です。
皆様からの声が活力になりますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします!
そして、ご支援のご検討お願いいたします!!
■フォトグラファーズバッグFに触れられるイベントについて
▼ハービー・山口&ダブルオーデザインブックpresents「フォトグラファーズバッグ懇親会」
新作フォトグラファーズバッグFを手に取って、自身の機材を入れて試せるイベント。
スペシャル企画として、ハービー・山口によるミニ写真展とトークショーも予定。両日ともハービーが在廊する予定がある。
9月6日(土)15:00〜22:00
トークイベント16:00予定
9月7日(日)10:00〜19:00
場所:HuBase
東京都文京区水道2-13-4ビクセル文京103
入場無料(ワンドリンクオーダー制)
- ■写真家 ハービー・山口氏
写真家。1950年、東京都出身。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。
一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。
そうした中で撮影された、ミュージシャンのポートレイトや生きたロンドンの写真が高く評価された。帰国後も国内のアーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。
2014年にはライカ100周年を記念した写真展“Eyes Wide Open!100Years of Leica Photography”に100年の歴史を彩る世界の写真家140名の一人に選ばれるなど、国内外で高い評価を得ている。写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティーとしても活躍。- 公益社団法人日本写真家協会会員
日本写真芸術専門学校校長
【関連リンク】
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