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昨年11月に亡くなった谷川俊太郎の唯一の写真詩集、52の写真とエピグラムで綴る『写真』が12年ぶりの重版決定

2025/08/10

昨年11月に亡くなった詩人・谷川俊太郎(1931~2024)の1周忌を前に、株式会社晶文社では、長く品切れとなっていた詩人唯一の写真詩集を12年ぶりに重版した。

 

「これは、ある種の生活史みたいなものです。ほんとうに楽しんで作った一冊です。」
(谷川俊太郎『絵本★百貨典』より)

 

 

「ここに写っている人々、
撮った私、
それぞれの時間は現実のうちにあるが、
同時に想像力の
うちにしかないとも
言えるのではないか?」

 

 

谷川さんの写真について考えていくと、
もっと広がりのある普遍的な「写真論」にまで
行く着くのではないかという、
根拠のない予感が僕にはある。
(解説・飯沢耕太郎)

 

 

  • ■書誌情報
    谷川俊太郎『写真』
  • 初版発行日:2013年2月
    発行:晶文社
  • 解説:飯沢耕太郎
    判型:A6変型上製
    ページ数:144ページ
    価格:本体2,200円+税(税込2,420円)

 

■プロフィール
谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)
1931年東京生まれ。詩人。

1952年に処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩集、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。2024年11月逝去。


【関連リンク】
https://www.shobunsha.co.jp/?p=2582

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