富士フイルムから、90gの超小型軽量設計と高い解像性能を両立させた「フジノンレンズXF23mmF2.8 R WR」が2025年12月に発売される。希望小売価格はオープン価格。
「XF23mmF2.8 R WR」は、超小型軽量設計と高い解像性能を両立させた焦点距離23mm(35mm判換算:35mm相当)レンズだ。約4020万画素の「X-Trans™ CMOS 5 HR」センサーに対応する高い解像性能を実現しながらも、最新のレンズ加工技術によるレンズの薄型化と、外装部品や構造部品のスリム化により、全長わずか23mm、質量約90gの超小型化を実現した。
標準・広角・近接などさまざまな撮影に一本で対応する汎用性のほか、高い操作性とタフネス性能を実現。スナップ撮影や人物・風景撮影のほか、テーブルの上に置かれた料理や花などを撮影するテーブルフォトなどさまざまなシーンでの撮影に最適だ。「XF23mmF2.8 R WR」は、高い携帯性と撮影性能により、あらゆる撮影シーンでその威力を発揮する相棒として常に持ち運びたくなるような一本だ。
- ■製品特長
▼超小型軽量設計と高い解像性能の両立
非球面レンズ2枚を含む6群8枚のレンズ構成を採用。中心から周辺まで収差を極限まで抑え、高い解像性能を実現した。
最新の加工技術でレンズを薄肉化するとともに、外装部に金属部品を増やすことで強度を確保。XFレンズのラインアップの中で最小・最軽量クラスとなる全長わずか23mm、質量90gの小型・軽量を実現した。
11枚羽根の採光絞りを採用したことで、美しい円形のボケ味による被写体を際立たせたスナップ撮影や近接での小物撮影などが楽しめる。
▼最短20cmの近接撮影と高精度・高速AF
最短撮影距離20cmを実現。テーブルフォトやトラベルフォトなどあらゆる場面で撮影を楽しめる。
レンズ全群繰り出しのフォーカス方式を採用。フォーカス位置による収差の変化を抑制し、近接でも高画質な撮影が可能。
パワフルなDCモーターを採用し、高精度かつ高速なAFを実現。どこにでも持ち歩けるからこそ、ふとした瞬間を撮り逃さない撮影体験が可能。
▼スタイリッシュで操作性の高いデザインと、タフネス性
外装部の質感や色味にこだわるとともに、レンズ筐体が前面にかけて細身になっていくスラントデザインを採用し、スタイリッシュで高品位な外観を実現した。
マニュアルフォーカスリングに高精度のセンサーを採用し、少ない回転数でフォーカスを調整できる。撮影意図に合わせてマニュアルフォーカスリングでの繊細な操作が可能となり、快適な撮影をサポートする。
マニュアルフォーカスリングと絞りリングの間に固定式のリングを配置。片方のリングを回す際にもう一方のリングを巻き込むのを防ぎ、快適な操作性を実現した。
レンズマウント側の部品に滑り止め加工を施すことで、レンズ交換時にレンズ本体をしっかりとホールド可能。スムーズなレンズ交換をサポートする。
鏡筒各部に9か所のシーリング加工を施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。小雨や埃が舞う環境での撮影にも安心して使用できる。
- ■仕様
- 対応マウント:Xマウント
- 焦点距離:23mm(35mm判換算35mm)
- レンズ構成:6群8枚
- 最短撮影距離:0.2m
- 絞り:F2.8-F16
- 絞り羽根:11枚(円形絞り)
- フィルター径:Φ39mm
- 最大径×長さ:61.8mmx23mm
- 重さ:90g
■製品情報
「フジノンレンズXF23mmF2.8 R WR」
発売日=2025年12月
希望小売価格=オープン
【関連リンク】
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/12429
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