松龍&Ritsuko Matsushita ふたり展「私たちはずっと宇宙にいます。」がミュゼふくおかカメラ館で開催される。
国内外で評価が高まっている作家夫婦による初の二人展。共通のテーマは宇宙。「私たちはいつからここに存在し、どうなっていくのだろう。」写真家の枠を超え、現代アーティストとして活動する二人の新しい表現の世界が堪能できそうだ。
- 【展示概要】
会場:〒939-0117 富山県高岡市福岡町福岡新559
会期:2022年6月4日(土)~7月10日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)- https://www.camerakan.com/exhibition/r4matsuryu/
- 【写真家プロフィール】
松龍
1964年東京生まれ。ITコンサルタントをしながら、写真表現をするアーティスト。Charles Robert Darwin、長谷川眞理子らに哲学的影響を受けた。
僕は、アートとサイエンスの源泉は、同一であると考えている。最も重要なことは、”問題 の解決”ではなく、”問題の発見”であるということが共通している。「そうか分かった」よりも 「あれ、何か変だな」のほうが遥かにエキサイティングなのである。
僕が、「美」を認知する知性をもっているのは、祖先が 36億年間絶え間なく生存競争をし た結果だと考えている。これは人が安全を感じたり他者に共感したりする能力の拡張であり、 生きることに欠かすことができないと考えている。
今までに、「くうをみる」「世界の始まり」「宙と墨」「499 Seconds」「Entropy 三部作(制作中)」などのシリーズを制作してきた。
今後も、僕の「美」という能力や理由を追い続けたい。さらに、作品に進化論以外に禅の 思想を取り入れていくための試みもしていこうと考えている。ホモ・サピエンスという「種」 と、僕という「個人」が交わる交点に、作品を発表していこうと思っている
Ritsuko Matsushita
神奈川県横浜市生まれ。2013年より本格的に写真を学び始め、写真作家として活動中。
子どもの頃に読んだ絵本や児童文学の世界、そして大人になってから出会った東洋思想の一つである「禅」の考え方に影響を受けています。
「すべての物質には実体がなく、流動的な状態のほんの一時の姿であり、常に変化していく」
私はその考えから逃れることができません。「それ」はいつから「それ」でありいつまで「それ」であり続けるのか?この思考を主軸に作品を制作しています。
【関連リンク】
https://www.camerakan.com
出展者 | 松龍&Ritsuko Matsushita |
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会期 | 2022年6月4日(土)~7月10日(日) |
会場名 | ミュゼふくおかカメラ館 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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