top プロダクツアクセサリーエプソン、乾式オフィス製紙機PaperLab 新ラインアップ「Q-5000」と「Q-40」を販売開始

エプソン、乾式オフィス製紙機PaperLab 新ラインアップ「Q-5000」と「Q-40」を販売開始

2025/03/30

エプソンから乾式オフィス製紙機PaperLab 新ラインアップ「Q-5000」と「Q-40」が2025年3月17日に発売する。価格はオープン価格。
 
PaperLabは、エプソンが2016年に発売した世界で初めて水を使わず、使用済みの紙を原料として、新たな紙を生産できる乾式のオフィス製紙機だ。これまで多くのユーザーが導入して、オフィス内などでの紙資源循環に関連する活動を通して、環境負荷低減に加え、多様な人材へも活躍の場を提供し、持続可能な社会の実現に貢献してきた。
 
今回発売する新商品では、紙源(しげん)プロセッサー『Q-40』で文書の内容が判読できなくなるレベルまで細断し、その紙片をメインユニット『Q-5000』へ投入することで、離れた場所からでも安心して紙の回収、再生が可能になる。
 

■主な特長
▼紙源プロセッサー『Q-40』の導入により、離れた場所からでも使用済みの紙の回収を容易に
今回の新商品は、紙源プロセッサー『Q-40』にて使用済みの紙を再生に適した形状、かつ機密内容が判読できなくなるレベルまで細かく細断した後、メインユニット『Q-5000』に細断紙片を投入することで、新たな紙「Dry Fiber Paper(ドライファイバーペーパー)」を生み出す。このプロセスにより、さまざまな場所から安心して古紙を回収することができる。その結果、複数の企業や事業所間、自治体を中心とした地域社会をつなぐ、新たな資源循環の形を実現する。


 
▼新たな技術開発により本体サイズの小型化を実現(現行モデル「A-8100」体積比 約50%)
現行モデルに対して、繊維化や成形における複数の工程を統合することで小型化を実現し、"よりオフィスに導入しやすい"モデルへと進化した。


 
▼天然由来の結合材の採用と製紙工程の改良により、リピートリサイクルを実現
繊維化した古紙を結合する際に使用する「結合材」に、天然由来の材料を採用。これにより、地下資源の消費を削減し、更なる環境負荷の低減および持続可能な社会への促進を実現した。また、製紙工程の改良により、Dry Fiber Paperを繰り返し再生することができ、紙資源の更なる有効活用を実現。


 
▼オフィスに溶け込むデザインに一新
"よりオフィスに導入しやすい/紙の循環に参加しやすい"デザインとした。メインユニット『Q-5000』では木目基調の天板を採用し、紙源プロセッサー『Q-40』では本体側面にリーフのモチーフを採用しており、使用する方々が環境貢献を実感できることを目指した。


 
▼水を使わずに繊維化する「ドライファイバーテクノロジー」搭載
「ドライファイバーテクノロジー」は多様な繊維素材を、水を使わずに繊維化し、用途に合わせ結合、成形を行い素材の高機能化を実現するエプソン独自の技術。PaperLabはこの「ドライファイバーテクノロジー」を用いて、使用済みの紙から新たな紙を生み出す。

■PaperLabのラインアップ化によりお客様の課題解決を促進
2024年4月発売の「A-8100」と今回発売する『Q-5000/Q-40』の2つのモデルをラインアップで展開し、課題解決に貢献していく。

 

■製品情報
「Q-5000」「Q-40」
発売日=2025年3月17日
発売価格=オープン価格
 
【関連リンク】
https://www.epson.jp/osirase/2025/250317.htm

関連記事

PCT Members

PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。

特典1「Photo & Culture, Tokyo」最新の更新情報や、ニュースなどをお届けメールマガジンのお届け
特典2書籍、写真グッズなど会員限定の読者プレゼントを実施会員限定プレゼント
今後もさらに充実したサービスを拡充予定! PCT Membersに登録する