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大阪のgallery 176で齋藤広幸写真展「KALOS」が開催

2025/02/15

^{齋藤広幸「KALOS」©Hiroyuki Saito}

大阪のgallery 176で齋藤広幸写真展「KALOS」が開催される。

福島県出身の作者は、2018年に大阪へ拠点を移し、それ以来、福島と大阪を行き来しながら写真制作を続けている。本展で展示する作品は、2019年から2022年にかけて撮影された福島の冬の風景をテーマにしたものだ。

幼少期から親しんできたこの風景は、作者の記憶において特別な位置を占めると同時に、原風景としての意味を持ち、その印象が現在の写真制作の大きな原動力となっている。子どもの頃に目にした鮮やかな記憶の断片との結びつきを、写真という形で記録し表現することは、作者自身の記憶や感情を掘り起こす作業にもつながっている。

本展は、2022年に福島で開催された個展を基に、新たな要素を加えて再構築されたものだ。変わらぬ福島の風景が持つ魅力を再発見する場となることを願っている。

■展覧会情報
齋藤広幸写真展「KALOS」
会期：2025年2月21日（金）〜3月2日（日）
時間：13:00〜19:00
休廊日：2月25日（火）〜28日（金）
会場：gallery 176
住所：大阪府豊中市服部元町1-6-1

■写真集情報
齋藤広幸『KALOS』

発行：2025年2月3日
仕様：A4変型（210×210mm）、ソフトカバー／無線綴じ、32ページ、掲載作品28点、
言語：日本語・英語
エディション：180部（SIGNED）
価格：1,500円（税込）

【関連リンク】
https://176.photos/exhibitions/250221/