ニコン、開放F値1.2の大口径35mm単焦点レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」発売

ニコンは新たに、開放F値1.2の大口径35mm単焦点レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」を発表。
 

• ■主役を美しく際立たせる柔らかなボケを描く開放F 値1.2の大口径35mm 単焦点レンズ
  ▼高い解像性能と柔らかなボケ表現を両立させた光学設計
  •対称型を突き詰めたレンズ構成から得られる美しいボケ表現　
  •ED非球面レンズ、EDレンズ、非球面レンズを最適な位置に組み込み、肌や髪は柔らかく繊細に、金属などの光沢のある被写体は、色収差を抑えてシャープに描写
  •「メソアモルファスコート」、「アルネオコート」、「ナノクリスタルコート」を施し、ゴーストやフレアーを徹底的に抑制
   
  ▼被写体を素早く捉える高速・高精度AF
  •STM（ステッピングモーター）採用のマルチフォーカス方式で、高速・高精度、かつ静粛なAFを実現
  •マルチフォーカス方式は近距離時の光学性能の向上にも大きく貢献
   
  ▼動画撮影にも配慮した設計
  •クリックレスなコントロールリングにより操作ノイズを低減
  •フォーカスブリージングを効果的に抑制
  •滑らかでちらつきにくい絞り制御
   
  ▼高い信頼性と優れた操作性
  •シーリングを随所に施して高い防塵・防滴性能を確保
  • 任意の機能を割り当てられる2つのL-Fnボタン
  • NIKKOR Z 50mm f/1.2 S、NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sと同一のフィルター径82mm

• ■理想的なボケのグラデーションがもたらす立体感
  ボケの美しさで幅広い層から高い評価を得ているNIKKOR Z f/1.2シリーズ。その思想を受け継いだNIKKOR Z 35mm f/1.2 S は、広角35mmで他のNIKKOR Z f/1.2シリーズと同等のボケ描写を実現している。絞り機構の前後にレンズ群を対称に配置することで、光を無理に屈折させることなくセンサーに導き、主要被写体を際立たせながら背景の雰囲気も感じられる、バランスのとれた美しく滑らかに大きくなっていくボケを実現している。
   
  ■隅々まで鮮明に捉える優れた逆光耐性
  ニコン独自の「メソアモルファスコート」、「ナノクリスタルコート」、「アルネオコート」を施し、ゴーストやフレアーを最小限に抑制。画角内に太陽などの強い光源があるときでも、周辺部まで鮮明な画像が得られる。
   
  ■被写体をリアルに描写する解像力と収差の最適なバランス
  ニコンは、カメラ・レンズ作りの長い歴史の中で、被写体をありのままに描写するため高解像力と収差の最適なバランスを考え続けてきた。NIKKOR Z 35mm f/1.2 S は、ED非球面レンズとEDレンズ、非球面レンズを採用した高度な光学設計により、シャープネスとソフトネスのベストバランスを実現。肌や髪は柔らかく繊細に、金属などの光沢のある被写体は色収差を抑えてシャープに描写する。
   
  ■ビデオグラファーの撮影の可能性を広げる高い動画性能
  広い画角と被写界深度のコントロールにより奥行き感を与える映像表現が可能。フォーカスブリージングを抑制し、ピント位置を変えた際の画角のズレを最小限に抑える。また、クリックレスのコントロールリングを採用することで、映像に記録される操作音を低減するとともに、スムーズなピント合わせや絞りの切り換えを可能にしている。

• ■仕様
  マウント：ニコン Z マウント
  焦点距離：35mm
  レンズ構成：15群17枚（EDレンズ3枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚、メソアモルファスコートあり、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり）
  最短撮影距離：撮像面から0.3 m
  絞り：f/1.2-16
  絞り羽根：11枚（円形絞り）
  アタッチメントサイズ：82mm（P=0.75mm）
  最大径×長さ：約90mm（最大径）×150mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで）
  重さ：約1060g

■製品情報

「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」

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