エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisaシリーズの新商品、8ヘッド搭載モデル『ML-8000U』を発売

エプソンは、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisaシリーズの新商品、8ヘッド搭載モデル『ML-8000U』を2024年12月18日に発売する。標準価格はオープンプライス。
 
新商品Monna Lisa『ML-8000U』は、排水や消費電力などのエネルギーコストを削減し、静音性を向上させることで地球環境・労働環境に、より配慮したプリントを実現した。
 
「排水量や消費電力を削減してよりサステナブルな生産体制にしたい」「作業音を抑えて快適な労働環境にしたい」という要望に応え、排水構造を変更し、洗浄後のベルト乾燥に使用していた送風ブロワーを、新たにスポンジローラーに変更した。
 
従来機「ML-8000」の生産性と高いプリント品質はそのままに、よりサステナブルな生産体制を提供する。
 

• ■主な特長
  ▼排水構造変更により排水量約80%削減
  ベルト洗浄槽内のインク濃度が高い水を優先的に排出することで、洗浄槽内全体のインク濃度を下げ、少ない水での洗浄が可能となった。そのため、排水量を従来機より約80%削減した。
   
  ▼スポンジローラー採用による消費電力削減・静音性・グルー耐久性の向上
  従来機は洗浄後のベルト乾燥に、強力な風を送るブロワーを使用していたが、スポンジローラーに変更することで、動作に必要な消費電力が削減され、プリンター動作音がより静かになった。
  また、送風ブロワー動作時の振動がなくなったことで、ベルト表面の生地貼り付け用グルーの耐久性が従来よりも向上、一度のグルー塗布でより長い期間使用できるようになった。
   
  現在、ファッション業界では衣服の生産から着用、廃棄に至るまで、環境負荷を考慮したサステナブルなファッションへの取り組みが急速に拡がっている。捺染市場においても、持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷を軽減する生産工程の実現と作業負担の低減に貢献するデジタル捺染の導入を検討しているユーザーが増えている。

 
■製品情報
「ML-8000U」
発売日＝2024年12月18日
標準価格＝オープンプライス
 
【関連リンク】
https://www.epson.jp/osirase/2024/241218.htm

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