コシナから、フォクトレンダー「APO-ULTRON 90mm F2 VM」が2025年1月に発売予定。希望小売価格は120,000円(税別)。
軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計による高画質に加え、レンズ全体を繰り出すシンプルな構造により、90mmの焦点距離を持ちながら全長63.3mm(マウント面より)のコンパクトさを実現した中望遠レンズ。優れた可搬性とともに光学式レンジファインダー使用時の撮影フレームのケラレも抑制されている。
- ■主な特長
アポクロマート設計
光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計を採用している。
高性能&コンパクト
新設計の光学系は7群8枚のうち6枚に異常部分分散ガラスを採用。高性能でありながらレンズ全長は63.3mm(マウント面より)で、レンジファインダー使用時の撮影フレームのケラレも抑えられている。
12枚の絞り羽根による美しいボケ味
絞り羽根が形作る孔を円形に近づけるため、12枚構成の絞りを採用。アウトフォーカス部分が自然な描写で、点光源なども多角形ではなく丸くやわらかなボケとなる。
専用金属製フードを付属
付属の金属製専用フードはバヨネット式の嵌合部を持ち、収納時にはリバース装着が可能。本体のコンパクトさを損なわず、携行に便利な仕様。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしている。
バヨネット式VMマウント
レンズマウントにはライカMマウント互換のVMマウントを採用。距離計連動式カメラでの使用はもとより、マウントアダプターを介してミラーレスデジタルカメラに装着した際のデザイン的なバランスにも優れている。
距離計連動システム搭載
高精度のレンジファインダー連動機構により、絞り開放付近でのシビアなピント合わせが可能。
フルサイズのイメージサークル
35ミリ判フルサイズに対応する、余裕のイメージサークルを確保している。また、一眼レフ用の交換レンズと比較して非常にコンパクトなスタイルを実現している。
- ■仕様
焦点距離:90mm
レンズ構成:7群8枚
最短撮影距離:0.9m
最小絞り:F16
絞り羽根:12枚
フィルター径:Φ52mm
最大径×長さ:φ61.9×63.3mm
重さ:340g
■製品情報
「APO-ULTRON 90mm F2 VM」
発売日=2025年1月予定
希望小売価格=120,000円(税別)
【関連リンク】
https://www.cosina.co.jp/voigtlander/vm-mount/apo-ultron-90mm-f2/
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