東京早稲田のIRIS GALLERYで鈴木達朗 個展「濤声 -The Sound of Waves」が開催される。
大手企業の会社員であった鈴木達朗は2008年に43歳でストリート写真を撮り始めた。国外の数々のコンテストで華々しい活躍を見せ、2013年にPhotoVogueではグランプリを受賞する。その翌年、会社を退職し、写真だけに打ち込むようになる。
彼は東京(主に渋谷)をパーソナルドキュメントとして撮影を続け、2020年「軋轢」をテーマに写真集『FrictionTokyo Street』をドイツSteidl社より発表する。コロナ禍の混乱を経た矢先、親しい友人の逝去によって、彼は水を撮り始めた。”生命”を見い出し、身の回りの水、川、海を執拗に撮影を重ねていく内に、イメージは次第に鮮烈に変容していきた。
『濤声』は哀悼や生への賛美、彼の根幹にあるパンク・ロックの精神性が複雑に関わり合い、大きな畝りとなり、押し寄せてくるような作品群だ。とどまるところを知らない水や音楽の流れのような鈴木達朗の新しいパーソナルドキュメントが展示される。
- ■展覧会情報
鈴木達朗 個展「濤声 -The Sound of Waves」
会期:2024年10月31日(木)~11月17日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
休廊日:月曜日
会場:IRIS GALLERY
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町109 松本ビル1F
【関連リンク】
https://iris--gallery.com/exhibition/242/
出展者 | 鈴木達朗 |
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会期 | 2024年10月31日(木)~11月17日(日) |
会場名 | IRIS GALLERY(イリス ギャラリー) |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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