サイトロンジャパンから、高精細な天体写真の撮影・観測に対応した最先端の全自動スマート天体望遠鏡「Vespera Pro」を2024年9月11日に発売。希望小売価格はオープン価格。
- 高精細な天体写真撮影・観測に対応した、最先端のスマート天体望遠鏡
Vespera Proは、Vesperaシリーズの最上位モデルだ。高画素・高感度センサーを搭載し、自由な構図や高解像度でのハイレベルな天体撮影が可能。RAWデータでの出力にも対応している。また、大容量バッテリー、大容量ストレージを搭載しており、長時間にわたる本格的な撮影にも対応する。もちろん、デフォルト設定では初心者の方でも簡単に観測できる。
12.5メガピクセル高感度CMOSイメージセンサーを搭載
Vespera Proには、最新のSTARVIS 2テクノロジーを採用した裏面照射型のSONY製 IMX676センサー(カラー)が搭載されている。このセンサーは大型1/1.6型で一度に広い範囲を撮影するのに適しており、ピクセルピッチは2.0㎛、3536×3536、約1250万画素の高精細な画像が得られる。
これにより、スマートフォンやタブレットの専用アプリ上での観測はもちろんのこと、本格的な天体写真撮影カメラとしても使用できる。
誰にでも簡単にハイレベルな天体観測・撮影ができる
Vespera Proは、銀河、星雲、星団などのディープスカイオブジェクト(DSO)、太陽、月、日食の観測に対応している。肉眼ではなかなか見えない神秘的な天体の姿が、超高感度 CMOSと独自の画像処理技術により見事に浮かび上がる。光害のある大都市からでも、鮮やかな天体を観測することが可能。
Vespera Proは高度な天体写真撮影に対応したVesperaシリーズ最高峰モデルだが、天文知識や天体望遠鏡の使用経験がなくても、誰もが簡単に最高レベルの天体観測、撮影ができるように設計されている。Vespera Pro本体には電源ボタン一つのみ。スマートフォンやタブレット 用の専用アプリ「Singularity by Vaonis」(iOS、Android対応、無料)に収録されている4,300もの天体カタログから、またはアプリが推奨する天体からお好みの天体を選択するだけで、導入、追尾、観測が全自動で行われ、ピント調節、画像スタッキング、ノイズ除去などの画像処理も全てVespera Proが自動的に行う。
独自のライブモザイクモードで最大50メガピクセルの超高精細撮影が可能
Vaonis社独自の「CovalENSテクノロジー」によるライブモザイクモードを使えば、最大50メガピクセルで観測、撮影することができる。これにより、広い画角、自由な構図、高解像での観測や撮影が意のままに行える。例えばアンドロメダ銀河のような大きな天体の全体を画面内に収めることができる。
高度な画像処理を前提とした天体写真撮影にもおすすめです
Vespera Proは自動でスタック処理、ノイズ除去処理などを行い、天体写真として理想的な8bit JPEG画像を全自動で生成するが、同時に後処理に適したRAWデータを本体内ストレージに保存することもできる。上質なスタック処理済みの16bit TIFFデータやRAW画像である16bit FITSデータを使って、高度な画像処理を楽しむことが可能。さらに、エキスパートモードを有効にすれば、露光時間やゲインの調整、ダークフレーム取得といった、ハイレベルなマニュアル設定も可能。
豊富な同梱品
Vespera Proのパッケージには、伸縮三脚、湿度センサー、専用ハードケース、盗難防止用ロックが付属しており、購入したその日からそのまま使用できる。
■製品情報
「Vespera Pro」
発売日=2024年9月11日
希望小売価格=オープン価格(オンラインショップ価格:548,000円)
【関連リンク】
https://sightronjapan-vaonis.com/blogs/news/240830-vespera-pro-press-release
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