リコー、PENTAX「K-1」「K-1 Mark II」に新機能を追加する有償サービス第二弾、天体撮影をサポートするプレミアム機能「天体写真アシスト」アクティベートキーを販売開始

リコーは、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1/K-1 Mark II」で利用できる有償サービスの第二弾としてプレミアム機能「天体写真アシスト」の提供を開始した。
 
本サービスは、特別な新機能が含まれた機能拡張FWにアップデートして、必要な場合はアクティベーションキーを有償で購入することで「プレミアム機能」として利用が可能になる。必要とされるユーザーの方々が、ハードウェアのみならずソフトウェアもカスタマイズして、自身の撮影目的に特化した1台に仕上げることが可能。
 
プレミアム機能の第二弾は、天体撮影時に便利な「星AF」「リモコンフォーカス微動」「天体画像処理」の3つの機能をパッケージングした「天体写真アシスト」。本日公開した最新の機能拡張FWにアップデートして、カメラのシリアル番号等の個体情報を元に発行される「アクティベーションキー」をリコーイメージングストアから購入することで、本機能が利用できる。
 

■天体写真アシスト
天体写真アシストとは、天体写真撮影時にピント合わせを自動で行える「星AF」と、手動のピント合わせをアシストする「リモコンフォーカス微動」さらに、撮影された天体写真をカメラ内で仕上げることが出来る「天体画像処理」がセットになった機能拡張ファームウェアだ。

 
▼星AF
星AFは天体写真撮影時の星にピント合わせを自動で行うことが出来る。通常、天体写真でピントを合わせるときは、ピント合わせをしやすい星で一度ピントを合わせた後、撮影したい構図に調整するが、星AFでは、最初から、撮影したい構図を決めて、カメラでAF操作をするだけでピントを合わせることができる。AFに時間を要するのでカメラが動かないように三脚に固定、セルフタイマーや別売のリモコン、ケーブルスイッチ（CS-205）を使用。

 
▼リモコンフォーカス微動
リモコンフォーカス微動は天体写真撮影時やマクロ撮影など、直接レンズにふれると微妙なピント合わせが難しい場合に、リモコンを使用して、レンズやカメラにふれずにフォーカスを微動させることができる機能。寒冷地での手袋を着用したときなど細かい作業が難しいときなどにも活用できる。

 
▼天体画像処理
撮影した天体写真をカメラ内で、天体写真に適した画像処理で調整することが可能。カメラ内で簡単にシェーディング補正、被り補正、背景の暗さ、星の明るさ、天体明瞭度、フリンジ補正を調整することができる。
 
【関連リンク】
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240725_040163.html
【天体写真アシスト】
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-1/premium/astro/?_ga=2.45561636.1456936674.1721972478-211087726.1721377381

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