キヤノンから、エントリーユーザー向けの外部ストロボ「スピードライト EL-10」が2024年6月28日に発売される。希望小売価格はオープン価格(参考価格=43,450円・税込)。
「スピードライト EL-10」は、高度な通信機能を備えた「マルチアクセサリーシュー」を搭載した「EOS Rシステム」のミラーレスカメラ用外部ストロボだ。高い連続発光性能と充実した基本性能により、ワンランク上の写真表現に挑戦するストロボ初心者をはじめとするユーザーのクリエイティブな撮影をサポートする。
- ■おもな特長
高い連続発光性能を実現
最大ガイドナンバー約40の発光量を実現しながら、発光後のチャージ時間は最大約2.5秒を達成し、待機時間の少ない快適な撮影を実現している。また、連続フル発光可能回数は、従来機の約1.7倍となる約55回を実現し、連続してテンポよく撮影を続けることが可能。
充実した基本性能でクリエイティブな撮影をサポート
ストロボ光の照射⾓は、レンズの焦点距離24-105mmに対応しており、発光部が上・左右に可動するバウンス撮影や「ハイスピードシンクロ」機能など、充実した基本性能を備えている。また、電波通信によるワイヤレスストロボ撮影に対応し、ストロボをカメラから離して好きな位置・角度から発光できるオフカメラ撮影や多灯撮影により、クリエイティブな撮影をサポートする。
「EOS Rシステム」との連携による快適な操作を実現
任意のストロボ設定をC1/C2/C3の3つのカスタム発光モードに登録することができる。さらに、カメラとストロボを事前に連携しておくことで、カメラの撮影モードに連動してストロボの発光モードが自動で切り替わるため、シーンに最適な設定をスピーディーに選択することが可能。また、「メニューダイレクト」機能の搭載により、ワンクリックでカメラの画面にストロボのメニュー設定を呼び出すことで快適な操作を実現している。
- ■おもな仕様
型式:クリップオンタイプ E-TTL II/E-TTL自動調光ストロボ
対応カメラ:マルチアクセサリーシューを搭載したEOS Rシリーズカメラ
※FEメモリー機能をカメラのボタン操作で行う場合は、カメラ側のファームアップが必要。
ガイドナンバー(約):40(照射角105mm設定時、ISO100・m)
照射角
└レンズ焦点距離24~105mm(ワイドパネル使用時14mm)の撮影画角に対応
└自動設定(撮影画角と画面サイズに応じて照射角を自動設定)
└手動設定
バウンス:上:90°、左:150°、右:180°※下向き不可
閃光時間:通常発光時
└1/1発光:約1/790秒 1/128発光:約1/14430秒
└1/2発光:約1/1440秒 1/256発光:約1/17290秒
└1/4発光:約1/2830秒 1/512発光:約1/19400秒
└1/8発光:約1/4830秒 1/1024発光:1/21190秒
└1/16発光:約1/7370秒
└1/32発光:約1/10110秒
└1/64発光:約1/12030秒
└色温度情報通信:対応- 本体電源:単3形アルカリ乾電池/単3形ニッケル水素電池×4本
- 大きさ:約70.6(幅)× 116.3(高さ)× 98.3(奥行)mm
- 質量:約287g(ストロボ本体のみ)
■製品情報
「スピードライト EL-10」
発売日=2024年6月28日
希望小売価格=オープン価格(参考価格=43,450円・税込)
【関連リンク】
https://personal.canon.jp/product/camera/accessory/speedlite-el10
PCT Membersは、Photo & Culture, Tokyoのウェブ会員制度です。
ご登録いただくと、最新の記事更新情報・ニュースをメールマガジンでお届け、また会員限定の読者プレゼントなども実施します。
今後はさらにサービスの拡充をはかり、より魅力的でお得な内容をご提供していく予定です。