富士フイルムから、1億200万画素ラージフォーマットセンサー採用のシリーズ最軽量を実現した「FUJIFILM GFX100S II」が2024年6月に発売される。希望小売価格はオープン価格。
- ラージフォーマットによる圧倒的な描写力 ―最高峰ミラーレスデジタルカメラシステム
総合写真メーカーとして写真画質を追求し続け、独自の画像・光学技術でデジタルカメラの概念を変えてきた富士フイルム。「GFX」は35mm判の約1.7倍となる大型センサーを搭載し、その性能を最大限に生かすフジノンGFレンズ、富士フイルムの卓越した画像・色再現技術とともに、プロ写真家が求める極めて高い解像力と豊かな階調性能を実現。ファッション・コマーシャルから風景写真まで、あらゆるジャンルの撮影で最高レベルの写真を提供する。
「超・写真画質」を実現するラージフォーマットとGマウント
「GFX」は、43.8×32.9mmの大型センサーを採用。Gマウントレンズとともに、このラージフォーマットが持つ豊かな表現、被写体の質感・立体感、そして空気感までを写し出す。
また、ミラーレスシステムにすることで、カメラ・レンズを小型化、高性能化・高速化が可能に。大型センサーならではの超高画質と35mm判デジタル一眼レフのフラッグシップ機並みの機動性を実現している。
富士フイルムがこだわり抜いてきた「色再現」
創業以来80年以上にわたり、写真フィルム・画像の研究・製品開発を行ってきた富士フイルムが培ってきた写真、色に関する技術はデジタルカメラにも継承、進化を続けている。富士フイルムの画像技術とデジタル技術を融合し、写真に本来求められる“見たまま、感じたまま”の色「記憶色」が撮ったその場で得られる「色の良さ」は富士フイルムの最大の特徴。撮影後のデジタル処理の手間・時間からも解放する。
高性能「フジノンレンズ」による高精細で豊かな表現力
中判・大判フィルムカメラからテレビレンズ、シネレンズなど、写真・映像のプロから支持されてきたフジノンレンズの光学技術を駆使し、大型センサーのポテンシャルを最大限生かす高精度・高解像レンズをラインアップ。プロの求める比類なき画質・色再現、仕様を実現し、作品作りから文化遺産のアーカイブ用途などプロの撮影現場を支える。
- ■仕様
マウント形式:FUJIFILM Gマウント
撮像素子:43.8mm×32.9mm GFX 102MP CMOS IIセンサー 原色フィルター採用
画像処理エンジン:X-Processor 5
AF方式:インテリジェントハイブリッドAF (TTLコントラストAF / 位相差AF)
認識AF:あり(動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車)
撮影標準感度:
└AUTO1
└AUTO2
└AUTO3
└ISO80~12800(1/3ステップ)
手ブレ補正:センサーシフト方式5軸補正
▼シャッター速度(メカ/電子):
メカニカルシャッター
└Pモード 30秒〜1/4000秒
└Aモード 30秒〜1/4000秒
└S/Mモード 60分〜1/4000秒
└バルブ最長 60分
電子シャッター
└Pモード 30秒〜1/16000秒
└Aモード 30秒〜1/16000秒
└S/Mモード 60分〜1/16000秒
└バルブ最長 60分
メカニカル+電子シャッター
└Pモード 30秒〜1/16000秒
└Aモード 30秒〜1/16000秒
└S/Mモード 60分〜1/16000秒
└バルブ最長 60分
▼連写枚数(最高速):
電子シャッター 約4.1コマ/秒 (35mmフォーマットモードON時)
└JPEG 1000+枚
└圧縮RAW 1000+枚
└ロスレス圧縮RAW 96枚
└非圧縮RAW 24枚
└圧縮RAW+JPEG 95枚
└ロスレス圧縮RAW+JPEG 51枚
└非圧縮RAW+JPEG 15枚
メカニカルシャッター 約7.0コマ/秒
└JPEG 184枚
└圧縮RAW 30枚
└ロスレス圧縮RAW 19枚
└非圧縮RAW 16枚
└圧縮RAW+JPEG 16枚
└ロスレス圧縮RAW+JPEG 14枚
└非圧縮RAW+JPEG 12枚
ファインダー:0.5型有機ELファインダー、約576万ドット
液晶モニター:3.2型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター
大きさ:幅150.0mm×高さ104.2mm×(最薄部)44.0mm
重さ:約883g(バッテリー、 メモリーカード含む)
■製品情報
「FUJIFILM GFX100S II」
発売日=2024年6月
希望小売価格=オープン
【関連リンク】
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/gfx100s-ii/
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