コシナからニコン Z マウントを採用したフルサイズ(ニコン FXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の交換レンズ「NOKTON 75mm F1.5 Asperical」を2024年5月に発売予定だと発表した。
「NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z マウント」は、ニコン Z マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の大口径中望遠レンズ。開放絞り値F1.5の大口径でありながらコンパクトさと性能の高さを両立。非球面レンズを採用することで、絞り開放から優れた描写力を発揮する。
■主な特徴
・ニコン Z マウント専用設計
ニコン Z マウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化された光学系を実装。本レンズはフルサイズのイメージサークルを持ち、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレス機、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレス機の双方で使用できる。
・電子接点によるボディとの情報通信
レンズマウント部には電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現している。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキングによるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応している。
・確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしている。
・12枚の絞り羽根による美しいボケ味
絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、12枚構成の絞りを採用。アウトフォーカス部が自然な描写で、点光源なども多角形ではなく丸くやわらかなボケとなる。
・F32まで設定可能な最小絞り
開放絞りF1.5の大口径レンズでありながら最小絞りはF32まで設定可能。絞り開放のF1.5では大きなボケが楽しめる一方、最小絞りのF32では深いピントを得ることも可能。
- ■仕様
マウント:ニコン Z
焦点距離:75mm
レンズ構成:6群7枚
最短撮影距離:0.5m
絞り:F32(最小)
絞り羽根:12枚
フィルター径:Φ62mm
最大径×長さ:φ74.0×75.9mm
重さ:530g
■製品情報
コシナ「NOKTON 75mm F1.5 Asperical」
発売日=2024年5月予定
【関連リンク】
https://www.cosina.co.jp/voigtlander/z-mount/nokton-75mm-f1-5-aspherical/
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