top 本と展示展覧会ピックアップ笹岡啓子写真展「SHORELINE」がphotographers’ galleryで開催

笹岡啓子写真展「SHORELINE」がphotographers’ galleryで開催

2022/04/15

笹岡啓子写真展「SHORELINE」がphotographers’ galleryで開催される。
 
本展は、沖縄本島各地で撮影された海岸線の作品で構成されている。2011年の東日本大震災以降、笹岡は大きな災害から個々の復興へと向かう現在進行形の場所に、撮ることで向き合ってきた。
 
一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきた。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもある。

 

【写真展の案内】
笹岡啓子写真展 「SHORELINE」
期間 2022年4月25日(月) − 5月15日(日)
時間 12:00 − 20:00 会期中無休
会場 photographers’ gallery
住所 160-0022 東京都新宿区新宿2-16-11-401
電話 03-5368-2631
http://pg-web.net/
 
【同時刊行】
『SHORELINE』 41, 42号 『Park』4号
震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせている。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで40号が刊行。今回の展示にあわせて41、42号を発行する。
 
B5判変型
8+1頁/カラー
発行 KULA
定価 300円(税込)
4月25日発売

https://pg-web.net/product-tag/shoreline/
 
【写真家プロフィール】
笹岡啓子(ささおか・けいこ)
1978 年、広島県生まれ。東京造形大学卒業。「SASAOKA Keiko 2001-2007」(タマダプロジェクト・東京、2008 年)、「PARK CITY」(銀座ニコンサロン・東京、2008)、「CAPE」(photographers’ gallery・東京、2010)、「Difference 3.11」(銀座ニコンサロン・東京、2012)、「日本の新進作家 vol. 11 この世界とわたしのどこか」(東京都写真美術館、2012)、「種差 ―よみがえれ 浜の記憶」(青森県立美術館・青森)ほか個展・グループ展多数。2008 年、「VOCA 展2008」奨励賞受賞、2010年、日本写真協会新人賞、2012年、さがみはら写真新人奨励賞受賞、2014年、林忠彦賞受賞。写真集に『PARK CITY』(インスクリプト、2009)、『EQUIVALENT』(RAT HOLE GALLERY、2010)、『FISHING』(KULA、2012)。写真冊子『Remembrance』1-41(KULA、2012〜2013)、『SHORELINE』1-37(KULA、2015〜)。展覧会歴の詳細などはhttp://pg-web.net/members/keiko-sasaoka/を参照。

 

展覧会概要

出展者 笹岡啓子
会期 2022年4月25日(月)〜5月15日(日)
会場名 photographers’gallery

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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