リコーイメージングから、柔らかなハイライト表現を可能にするHDF(Highlight Diffusion Filter)を新搭載した特別仕様モデル「RICOH GR III HDF」「RICOH GR IIIx HDF」を2024年4月12日に発売。価格はオープン価格。
GRシリーズの基本コンセプトである高画質や速写性、携帯性といったカメラの本質的な価値を踏襲しながら、従来のシャープな描写に加えて、ハイライト部を拡散して、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめる新開発の「HDF(Highlight Diffusion Filter)」をカメラ本体に内蔵している。被写体や撮影意図に応じて、これまでにない新しい表現が楽しめるモデルに仕上がっている。国内では公式ECショップでの限定販売品となる。
- ■特長
・ワンタッチで柔らかい表現に切り替えできる新開発の"HDF"
光を強調し、よりソフトな表現を可能にする「HDF(Highlight Diffusion Filter)」を搭載している。リコーが長年培ってきたインクジェット技術を用いて印刷を施した特殊効果フィルターで、ハイライト部を拡散し、周辺ににじみを発生させることでフィルム写真や映画のような情緒的な写真表現が可能になる。「HDF」のオンオフはワンタッチで素早く選択でき、従来の「RICOH GR」シリーズのシャープな表現と「HDF」オン時の柔らかな表現を被写体や撮影者の意図に応じて使い分けることで、スナップ写真の表現がさらに広がる。
・撮影するごとに表現を変更できることをイメージして、シャッターレリーズボタンをグレイッシュシルバー色に変更している。また、Fnボタンの初期設定を「HDF」のON/OFF機能に変更している。
・ユーザーがカスタムしたホワイトバランスを3つまで登録することができる。ベースとなるホワイトバランスとホワイトバランス微調整を組み合わせて設定することが可能。
・3×3の測距エリア注3を任意に移動させて、エリア内の適切な位置にオートでピントを合わせることができる「ゾーンセレクトAF」を搭載。
- ■仕様
撮像素子:種類・原色フィルター/CMOS、サイズ・23.5mm×15.6mm
AF方式:像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式
認識AF:顔、瞳
撮影標準感度:ISO100~102400
手ブレ補正:撮像素子シフト方式(Shake Reduction)(3軸補正)
シャッター速度(メカ/電子):1/4000~30秒(絞りによる制限 F2.8:1/2500秒まで、F5.6以上:1/4000秒まで)、バルブタイマー(10秒~20分)、バルブ、タイム
画像モニター:3.0型TFTカラーLCD(アスペクト比3:2)、約103.7万ドット、広視野角タイプ、エアギャップレス強化ガラス
大きさ:
RICOH GR III HDF:約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
RICOH GR IIIx HDF:約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
重さ:
RICOH GR III HDF:約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ)
RICOH GR IIIx HDF:約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ)
■製品情報
「RICOH GR III HDF」「RICOH GR IIIx HDF」
発売日=2024年4月12日
価格=オープン価格
(オンラインショップ価格:GR III HDF・146,600円、GR IIIx HDF・152,600円税込)
【関連リンク】
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240328_039761.html
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