top ニュースピックアップライカ、1961年当時世界で最も明るい広角レンズとして登場した銘玉を復刻、特別限定モデル「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ブラック」を発売

ライカ、1961年当時世界で最も明るい広角レンズとして登場した銘玉を復刻、特別限定モデル「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ブラック」を発売

2024/03/28

ライカカメラ社のMレンズは、世界最高峰のレンズとして高く評価されている。その中でも特に銘玉として知られるモデルのひとつが「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」だ。
 
1961年当時世界で最も明るい広角レンズとして登場し、その復刻版が「クラシックレンズシリーズ」のひとつとして今なお高い人気を誇っている。ライカは今回、「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」の特別限定モデルとなる「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ブラック」を発売する。
 
今回発売される「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ブラック」は、1961年に登場した最初期のモデルをベースに、ブラックアルマイト仕上げと「スチールリム」の通称で知られるシルバーカラーのステンレス製フロントリングを採用した特別なデザインが特徴的だ。また、化粧リングには「LEITZ WETZLAR」の文字が、レンズ鏡筒には限定モデルとしての特別なシリアルナンバーが刻印されている。
 
フォーカスロックボタンは真鍮製のブラックペイント仕上げとなっており、使い込むほどにペイントが摩耗し独特な風合いが備わっていく。フォーカスリングの数字や文字は最初期モデルのデザインがベースになっており、さらに距離目盛のフィート(ホワイト)とメートル(レッド)の数字は、シルバーカラーの「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」とはカラーリングを入れ替えた仕様となっている。
 
描写性能についてはシルバーカラーの復刻版「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」と同様、絞り開放で撮影すればうっとりするようなやわらかいボケ味が得られる。そのボケ味はデジタル技術を駆使しても再現するのはそう簡単ではない。その魅力的なボケの効果から、「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」は“True King of Bokeh(ボケの王様)”の異名でも呼ばれている。
 
一方、F2.8まで絞り込めば、きわめてシャープで歪曲収差もない端正な描写が得られる。その描写は現代に求められる高い画質レベルにも十分に達している。
 
今回はパッケージも最初期モデルを彷彿させるヴィンテージライクなデザインとなっており、レンズコンテナ、オリジナルのレンズフード、丸型レンズフード(E46用のフィルターねじを装備)が付属する。
 
■製品情報
「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ブラック」
発売予定=2024年3月25日(月)
 
【関連リンク】
https://leica-camera.com/ja-JP/photography/lenses/m/summilux-m-35-f14-black-anodized-finish

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