ケンコー・トキナーから可変NDフィルター、バリアブルND Initialが発売となった。
バリアブルND Initialは、前枠を回転することで減光量を調整できる可変NDフィルターだ。
ND3〜ND450相当(※1)の濃度を1枚でカバーする。一眼動画撮影で露出オーバーを防ぐのに欠かせないフィルターで、静止画でのスローシャッター撮影にも使える。
発売中のプロ仕様可変ND「バリアブルNDXⅡ」に対し、「バリアブルND Initial」は求めやすい価格の可変NDフィルターだ。
市販の安価帯の可変NDフィルターは、意図しない偏光効果が起きてしまう仕様のものがほとんどだが、「バリアブルND Initial」は「バリアブルNDXⅡ」同様、偏光効果が起こらない設計、安心して使用できる。最初に使う可変NDフィルターにおすすめだ。
※1 焦点距離70mm以上で使用の場合にND450相当までお使いいただけます。濃度をMaxに近づけた時に映像にX状のムラを生じることがあります。使用するレンズの焦点距離が短いほどこの現象は起こりやすくなります。
【可変NDフィルターのメリット】
通常のNDフィルターの場合、撮影状況に合わせて濃度の異なるNDフィルターに付けかえる必要がある。
可変NDフィルターは前枠を回転させるだけで、自在に減光量を調整することができるので、1枚で何枚ものNDフィルターの効果を得ることができる。また濃いNDフィルターを使う場合、構図決定やピント合わせのたびにフィルターの付け外しを行う必要がある。
しかし可変NDフィルターは最も明るい状態で構図決定・ピント合わせをし、そのまま前枠を回転させて任意の濃度にセットできるので、フィルターの付け外しの手間がない。
発売:2022年3月25日
フィルター径:49mm/52mm/55mm/58mm/62mm/67mm/72mm/77mm/82mm
希望小売価格:¥8,500〜¥12,000(税別)
【関連リンク】
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/nd/variablendinitial.html
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