ふげん社主催の第三回「ふげん社写真賞」のグランプリ、準グランプリが発表された。
二次選考における厳正な審査の結果、応募者138名の中から、1985年生まれ東京都出身・浦部裕紀の「Dry Blue」がグランプリを受賞した。
グランプリ受賞作品は、2024年夏に写真集をふげん社より出版し、刊行に合わせてふげん社ギャラリーで個展を開催する。
そして、1957年生まれ岩手県出身・中村千鶴子「冬のスケッチ」が、準グランプリを受賞した。二次選考は大変接戦であったため、協議の結果「準グランプリ」を新たに設けることにした。副賞として金5万円が贈られる。
■第三回「ふげん社写真賞」受賞者の略歴
<グランプリ>
浦部裕紀(うらべ・ひろき)
1985年東京都生まれ
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
以降フリーターや無職を経て現在はカメラマン
2014年第11回写真「1_WALL」ファイナリスト
2015年第13回写真「1_WALL」ファイナリスト
<準グランプリ>
中村千鶴子(なかむら・ちずこ)
岩手県久慈市生まれ
北海道大学卒業後、岩手県公立学校勤務
1993年〜1996年モスクワ日本人学校派遣
2020年東京総合写真専門学校卒業
2023年5月 個展「断崖に響く」ニコンサロン(東京)
2023年12月 個展「冬のスケッチ」エプサイトギャラリー(東京)
【関連リンク】
https://www.fugensha-award.com/post/231029
https://www.fugensha-award.com/grandprix3
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