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サイトロンジャパンからLAOWA「Aurogonシリーズ」が発売

2023/10/29

株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology （Venus Optics）社のレンズブランド「LAOWA」のマクロレンズ「Aurogon（オロゴン）シリーズ」を2023年10月20日に発売。本商品は完全受注生産品となる。

■製品特長
LAOWA「Aurogon」はプロのカメラマンからマクロ撮影愛好家まで、最大50倍の撮影を自由に楽しむことができるレンズセット。肉眼では見ることのできない高倍率な世界の撮影を実現する。

10倍～50倍までの切り替え可能な倍率
目に見えない美しさを捉えるために10倍、20倍、35倍、50倍と倍率を切り替えることができる。レンズ本体は、カメラに取り付ける切り替え可能な倍率チューブと前面の対物レンズの2つの部分で構成される。固定用のセットを前面側レンズに取り付けることで、カメラ側の倍率チューブを簡単に切り替えることができる。

カメラに取り付けられる顕微鏡レンズ
「Aurogon」は特殊な顕微鏡に使うようなレンズではなく、一般的なカメラに直接取り付けるコンパクトなフォトレンズ。自宅のみならず屋外でも、マクロの世界における新しい発見をもたらす。

すべての倍率で固定のワーキングディスタンス
全ての倍率において、ワーキングディスタンスは20mmで固定の設計となっているため、一貫した撮影距離を保つことが可能。また、ライトを離れた位置に設置することで、ライトの熱による被写体や偏光板へのダメージを防ぐことが可能。

APO設計
Aurogon_news05.jpg アポクロマート（APO）設計により、色収差を抑えた鮮明な画像を提供する。

フルフレームをカバーする顕微鏡レンズセット
Arri PL、キヤノンEF・RF、ソニーE、ニコンF・Z、 Lマウント、富士フイルムGの8マウントを用意。マクロ撮影愛好家からプロの映像作品撮影、工場、産業用など、セットアップによっては実体顕微鏡や生物顕微鏡としても活躍できる。

調整可能な高い開口数（NA）
対物レンズ側に刻まれている0.5～0.15まで8段階のNA値は、顕微鏡撮影の被写界深度に対応。大きなNA値により低いISO感度で撮影できるため、より鮮明な画像が得られる。

Aurogon専用チューブスリップリング（別売）
安定したセットアップを完成させるための、Aurogon専用チューブスリップリングを用意。このリングを使うことで、レンズを所定の位置に固定し振動やピントのズレを最小限に抑え、シャープで焦点のあった撮影を実現。

■仕様（共通）
NA（開口数）：0.5/0.45/0.4/0.35/0.30/0.25/0.2/0.15
ワーキングディスタンス：20mm
対物レンズ最大直径/長さ：50mm/167mm
対物レンズ質量：390g
絞り羽根枚数：9枚
使用波長域：435-656nm
フォーマット：フルフレーム（24mm×36mm）
マウント：Arri PL / Canon EF / Canon RF / SONY E / Nikon F / Nikon Z / Lマウント/ Fuji G

■各仕様
対物レンズ+チューブレンズ焦点距離：
10x：18.8mm
20x：10.3mm
35x：6.85mm
50x：5.56mm

チューブレンズ長：
10x：112mm
20x：163mm
35x：210mm
50x：253mm

チューブレンズ質：
10x：377g
20x：444g
35x：530g
50x：609g

最大ディストーション：
10x：0.6%
20x：0.8%
35x：0.4%
50x：0.4%

共役距離：
10x：299.4mm
20x：370mm
35x：420.2mm
50x：465.1mm

■製品情報
LAOWA「Aurogonシリーズ」
発売日＝2023年10月20日（完全受注生産品）
市場予想価格価格＝290,000円前後（税込）

【関連リンク】
https://www.laowa.jp/news/2023/10/laowaaurogon.html