「ライカZM 1」「ライカZM 2」、そして「ライカZM Monochrom Edition」で構成されるライカWatchのコレクションに、新しく「ライカZM 11」が加わった。
「ライカZM 11」は、ライカの深遠な写真文化を物語り、ライカのアイコニックなデザインを受け継いでいる。時計製造のクラフツマンシップと写真のエッセンスを融合し、あらゆる角度から新たな視点を提案する。
堅牢で洗練されたデザインの「ライカZM 11」は、仕上げから卓越した機能までディテールにこだわっており、あらゆる瞬間を刻んでくれる。ライカ独自のストラップ交換システムは、カメラのレンズ交換を模した技術であり、シーンに合わせてストラップを簡単に交換できる。高精度な自動巻ムーブメントは、スイスのクロノード社とのパートナーシップにより設計・製造された。「ライカZM 11」は100m防水で、5年間の保証が付いている。
「ライカZM 11」は、2023年11月末より一部の店舗のみ(日本ではライカ銀座店)にて販売予定。
■特長
・角度によって表情を変える文字盤
光と影、デザインが融合した時計の文字盤は、ブラインドの隙間から差し込む光のように繊細な魅力を連想させる。写真のエッセンスを取り入れることで、角度、光、色によって表情を変える文字盤に仕上がった。プリントによる視覚効果に頼るのではなく、二層の文字盤でカラーグラデーションを創り出し、見る角度によって表情を変化させる。
いかなる照明条件下でも優れた視認性を確保するため、文字盤は二層構造になっており、見る角度によって立体感が生まれる。つや消しのインデックスは、エッジにポリッシュ仕上げを施し、夜光素材を埋め込んでいる。針はダイヤモンドカットを施して角を丸め、サテン仕上げとサンドブラスト仕上げを組み合わせることで、見やすさと美しい反射を両立させた。ガラスとベゼルの間には、ライカのレンズならではのクラフツマンシップを彷彿とさせるブラックリングを配し、文字盤全体に光が広がるように工夫している。このように複雑なディテールは、ライカのアイコニックなデザインへのこだわりと、卓越したスキルを持つパートナーの精巧なクラフツマンシップを体現している。
・ムーブメント
「ライカZM 11」には、卓越した性能を持つ「ライカ LA-3001」を搭載している。このキャリバーは、最高級の機械式ムーブメント製作会社として名高いスイスのムーブメント開発メーカー、クロノード社との密接なパートナーシップにより設計された。
スイスで製造された「ライカ LA-3001」は、「ライカZM 11」をはじめとする今後の時計開発における基礎となるキャリバーだ。サンドブラスト仕上げのブリッジや、つや消しの面取り、サイドのポリッシュ仕上げといったディテールも、ライカのデザイン哲学の様式美を体現している。ブリッジと地板に施したダークグレーのガルバニックめっきが、モダンで個性的な印象を添えている。
この自動巻ムーブメントは、35石を使用し、毎時28,800振動という高精度な振動数を誇る。また、精度を優先した設計により、日差-4~+6秒という驚異的な正確さを実現し、60時間ものパワーリザーブを確保している。ライカとクロノード社が実現した魅力的なビジュアルと高度な技術力を堪能してほしい。
・イージーチェンジシステム
あらゆるシーンに対応するために設計された「ライカZM 11」の画期的なイージーチェンジシステム(ストラップ交換システム)は、ステンレススチール、チタン、ラバー、ファブリックなど、多彩なストラップのシームレスな交換を可能にした。フォーマルなイベントからカジュアルな外出時まで、シーンに合わせたカスタマイズを可能にするこのシステムは、快適性や安全性を損なうことなく、利便性と汎用性を提供する。
この機構はケースのラグ部分に組み込まれており、シンプルなカウンターピースが連結し、ストラップがしっかりと固定される。また、裏面にあるカメラのレリーズボタンをモチーフにしたアイコニックな赤いボタンを押すだけでストラップが外れる。「ライカZM 11」コレクションのために考案された直感的に操作できるデザインが、ストラップ交換をスタイリッシュかつ容易なプロセスにした。
【関連リンク】
https://leica-camera.com/ja-JP/watches/zm11
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