NOKTON 23mm F1.2 Aspherical Xマウントは、富士フイルムXマウント専用の交換レンズだ。
APS-Cサイズのイメージサークルをカバーする大口径マニュアルフォーカスの準広角レンズで、フルサイズ換算35mm相当の画角を持っている。光学設計は富士フイルムXシステムカメラのイメージセンサーに最適化。
本レンズは電子接点を搭載し、富士フイルムの情報開示によりレンズとボディ間で信頼性の高い電気通信を実現。
電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせによりExif情報、フォーカスチェック、撮影距離連動表示に加え、特定の機種ではボディ内手ブレ補正やパララックス補正にも対応。
電気接点非対応機種に装着する場合には、カメラの設定でレンズ無しレリーズを“許可”にすることで、絞り優先オートでの撮影が可能になる。
レンズ構成は、6群10枚構成のうち両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス2枚を使用する最新の光学系を採用。
F1.2の大口径を実現しながら絞り開放から解像力に優れた描写力を持ち、大きなボケが得られる。絞り羽根は、ボケの形状に配慮した12枚構成で1/3ステップのクリック付き。
絞りのメカニズムには、フォクトレンダーのVMマウントやミラーレスマウント用レンズと同様に、絞りリングが絞り羽根の開閉に直結した機構を採用。
総金属製の鏡筒内でレンズ全群が繰り出されるマニュアルフォーカスの心地よい感触とともに、絞りの開閉でもメカニズムをダイレクトに操作する手応えを味わえる。
最短撮影距離は0.18m(撮影倍率1:4.9)を実現。近接撮影効果により大きなボケ量が得られ、開放でのボケ味を活かした撮影の可能性が拡がる。
また、F1.2の大口径でありながらフィルター径φ46mm、全長43.8mm、重量214gとコンパクトで取り回しがしやすいのも特長。
光学式ファインダーを搭載するボディに装着した場合に、撮影フレームのケラレを軽減するストレートタイプの専用ネジ込みフードが付属する。
主な特長
■ 富士フイルムXマウント専用設計
■ 電子接点によるボディとの情報通信
■ 高い剛性感と耐久性の、総金属製鏡筒
■ 確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
■ メカニカル直結操作の絞りリング
■ 12枚羽根虹彩絞りによる、美しいボケ味
■ 最短撮影距離0.18m
価格=90,000円(税別)
発売=2022年4月予定
メーカー=株式会社コシナ https://www.cosina.co.jp
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