富士フイルムは、新開発の1億2百万画素高速センサーと最新の画像処理エンジンを搭載したフラッグシップモデル「GFX100 II」を2023年9月28日(木)に発売する。価格はオープン価格。
富士フイルムは2017年のGFX50S発売以来、常に中判カメラの可能性を広げ続けてきた。新世代GFXは、圧倒的な画質・システムの機動性に加え、新たに高速性能と動画性能を手に入れたことで、その可能性をさらに押し広げる。
GFX100 IIは、現行比最大2倍の信号読み出し速度を実現した新開発1億2百万画素高速センサー「GFX 102MP CMOS II HS」とX-Processor 5を採用し、従来機より大きく進化した高速連写性能・高速AF・動画性能を実現した。
- ■主な特長
- 被写体検出AF
アルゴリズムの改良により進化した顔・瞳AFに加え、ディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを搭載。新たに動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンをAIで検出する。
進化したAF予測アルゴリズム
従来機より進化したAF予測アルゴリズムを搭載し、フレーム内を高速で移動するスポーツ撮影等の高い動体追従性が必要されるジャンルで、更に快適な撮影が可能。
8.0コマ/秒 高速連写
センサーの読み出し速度を現行最大2倍に向上させた新開発の1億2百万画素高速センサー搭載により、8.0コマ/秒の連写を実現した。従来の「GFXシリーズ」で撮影が難しかったスポーツ分野においても、GFXの高画素・高画質をそのままに決定的瞬間を逃さない。
表示フレームレート 120フレーム/秒
ブーストモード搭載
表示フレームレート約120フレーム/秒のブーストモードを搭載し、被写体の速い動きを正確に把握・フレーミングが可能になる。
ショートインターバル/ブラックアウト
従来機よりバッファメモリを増強、非常に短いインターバルでストレス無く高速連写が可能となる。
5.3コマ/秒
ブラックアウトフリー連写
高速センサー搭載により、5.3コマ/秒のブラックアウトフリー連写が可能に。更に35mmフォーマットモードON時は8.7コマ/秒・5.8コマ/秒のブラックアウトフリー連写が可能。超高速で動く被写体を連写しながら追随可能に。
- ■主な仕様
- マウント形式:FUJIFILM Gマウント
- 撮像素子(センサーサイズ/有効画素数):43.8mm×32.9mm GFX 102MP CMOS II HSセンサー/約1億200万画素
- 画像処理エンジン:X-Processor 5
- 撮影標準感度(ISO):ISO80〜12800
- 手ブレ補正:センサーシフト方式5軸/8.0段
- シャッター速度:30〜1/4000秒(メカシャッター)、30〜1/32000秒(電子シャッター)
- 連写枚数(最高速):約8.7コマ/秒
- AF被写体検出機能:顔、瞳、動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車
- ファインダー:0.64型有機ELファインダー/約944万ドット
- 液晶モニター:3.2型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター/約236万ドット
- 寸法:幅152.4mm×高さ117.4mm×奥行き98.6mm
- 重さ:約948g(バッテリー、メモリーカード含む)
■製品情報
フラッグシップモデル「GFX100 II」
予約開始日=2023年9月19日(火)
発売日=2023年9月28日(木)
希望小売価格=オープン価格(オンラインショップ価格:1,270,500円税込)
【関連リンク】
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/gfx100-ii/
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