キヤノンがCINEMA EOS SYSTEMにRFマウントを採用した「RFシネマレンズ」を発表。新製品として「PRIME Lens」シリーズ7種類を展開する。2024年1月下旬より順次発売。
- ■おもな特長
RFマウント搭載シネマレンズ
RF PRIMEは、EFシネマレンズで培った光学性能を継承しつつ、新たにRF通信に対応したRFシネマレンズだ。マウントアダプター不要でEOS C70・R5 Cに直接装着が可能であり、高い堅牢性と信頼性を実現している。フルサイズ・ラージフォーマットセンサーカメラに対応し、浅い被写界深度でボケ味を活かした印象的な映像表現を実現。
RFマウントによる機能拡充
CINEMA EOS SYSTEMのRFマウントカメラ群とマウント経由でレンズ・メタデータの通信が可能。更に、12ピンの電子接点によりレンズとカメラ間の通信速度が向上している。
歪曲収差補正
従来のEOS-Lens通信に加え、高速なデータ通信の実現により、レンズ・メタデータを瞬時にカメラ側に伝達できることで、対応カメラ※では動画撮影時に、レンズ特性に合わせた歪曲収差補正が可能。※対応カメラ:EOS C70, EOS R5 C[動画モードのみ](2023年6月現在)
8Kカメラ対応の高い光学性能
大口径非球面レンズや異常分散ガラスの採用、キヤノンの光学技術を結集し8Kカメラ対応の光学性能を実現している。諸収差を極限まで補正し、画面中心から周辺まで高い解像力と高コントラストを実現。さらに自然で滑らかなボケ味やシリーズ各レンズを通じて統一された暖色系のカラーバランスにより、人肌に好ましい色合いが再現可能に。
■おもな仕様
【2024年1月下旬発売予定】CN-R24mm T1.5 L F、CN-R35mm T1.5 L F、CN-R50mm T1.3 L F、CN-R85mm T1.3 L F
【2024年2月下旬発売予定】CN-R14mm T3.1 L F
【2024年3月下旬発売予定】CN-R20mm T1.5 L F
【2024年4月下旬発売予定】CN-R135mm T2.2 L F
価格=オープン
【関連リンク】
https://canon.jp/business/solution/pro-img-sys/cinema-eos/lineup/ces-lens/rfprime
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