シグマ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS｜Contemporary」富士フイルムXマウント用発売決定

シグマは「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS｜Contemporary」富士フイルムXマウント用を発売する。発売日は2023年9月21日（木）、価格はオープンプライス。
 

■待望のXマウント追加
フルサイズミラーレス専用超望遠ズームDG DN版「ライトバズーカ」として2020年に発売したSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryを、今回富士フイルムXマウント用として追加する。
 
このSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryが加わることで、SIGMAのXマウントレンズのラインアップが6本に拡充。大口径F1.4ミラーレス用APS-Cサイズ単焦点（16mm、23mm、30mm、56mm）、F2.8通しのズーム（18-50mm）と、広角から超望遠までカバーする。
 
対応マウントの追加にあたり、富士フイルム Xマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発。高速AFの実現に加え、AF-C（コンティニュアスAF）、ボディ内収差補正にも対応している。マウント部にはゴムのシーリングを施し、様々な環境での使用に配慮した。
 
搭載スイッチも富士フイルム Xマウントに最適化。「AFファンクション設定スイッチ」を搭載し、レンズ側でのAFファンクションボタン押下時の機能選択を可能にした。
 
また、他マウントのSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryから、富士フイルム Xマウント用へのマウント交換サービスについては、2023年9月21日（木）よりサービスを開始する。
 

■特長
1．35mm判換算600mm相当、コンパクトな超望遠ズーム
Xマウント化の6機種目となるSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary 富士フイルムXマウント用は、35mm判換算150-600mm相当の画角をカバーする超望遠ズームレンズだ。
 
600mm相当の超望遠域をカバーしながらも、長さ199.5mm、最大径86mm、1,135gという小型設計を実現。富士フイルムXマウントのコンパクトなシステムを活かした超望遠撮影を可能にした。フルサイズミラーレス用に設計されたSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | ContemporaryをAPS-CフォーマットのXマウントボディで使用することにより、最周辺部まで非常に高い描写性能を発揮する。
 
2．妥協のない高画質
16群22枚からなるレンズ構成には、FLD1枚、SLD4枚を採用し諸収差を良好に補正。最新の光学設計とミラーレスシステムへの最適化により高い解像感と周辺まで均一な画質を実現している。また、ワイド端からテレ端までの中間焦点域を含む全ての焦点距離と、遠距離から至近撮影、全ての条件において安定した高い光学性能を維持し、ズームレンズの真価を発揮する。
 
3．超望遠撮影を快適にする多彩な機能
富士フイルム社 Xシリーズカメラに最適化されたステッピングモーターによる高速かつ快適なAFはもちろん、約5段分に相当する強力な手ブレ補正（OS）機構をレンズ内部に搭載している。
 
レンズボディにはAFロック/AF作動の選択ができる「AFファンクション設定スイッチ」や、撮影目的に応じてAF範囲を最適化できるフォーカスリミッタースイッチ、ワイド端位置でズームリングの回転を固定し持ち運びの際の自重による鏡筒の伸びを防ぐズームロックスイッチ、一般的な撮影に適している手ブレ補正モード1、モータースポーツ等の流し撮りに最適な手ブレ補正モード2の2つの補正モードに切り替え可能なOSスイッチを搭載。快適な超望遠撮影をサポートする。

さらに、フードをつかんでズーム操作ができる直進ズームで、直感的かつ素早いフレーミングが可能です。ズームリングと直進ズーム、ふたつの方法で操作ができる“デュアルアクションズーム”に対応している。
 
4．軽量・コンパクト
SIGMAはライトに楽しむ超望遠ズームをContemporaryラインから提案。100-400mmという焦点距離および必要とされる機能を、コンパクトかつ軽量なレンズボディにまとめた。ただ軽量化を図るだけでなく、最も強度が必要な三脚座装着部分にはマグネシウム製部品を採用するなど最適な材質を吟味し、軽さと堅牢性を両立させている。さらに、様々な大きさのカメラボディとの組み合わせを考慮し、三脚座（別売）を用意。カメラボディへの負担が気になる撮影でも、気兼ねなく長時間使用することができる。三脚座には付属のストラップが使用できるので、持ち運びや移動時のマウントへの負荷を軽減する。
 

■特長一覧
・レンズ構成枚数16群22枚（FLD1枚、SLD4枚）
・手ブレ補正OS機構
・インナーフォーカス
・高速AF対応
・ステッピングモーター搭載
・「レンズ光学補正」機能に対応
・スーパーマルチレイヤーコート
・AFファンクションボタン
・フォーカスリミッタースイッチ
・AFファンクション設定スイッチ
・OSスイッチ
・ズームロックスイッチ
・簡易防塵防滴構造
・レンズフード（LH770-05）
・プロテクティブカバー（PT-31）
・三脚座（TRIPOD SOCKET TS-111 Kit）対応
・フレア、ゴーストに配慮した設計
・SIGMA独自のMTF測定器で全数検査
・9枚羽根の円形絞りを採用
・高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
・マウント交換サービスに対応
・「Made in Japan」のクラフツマンシップ
 

■主な仕様　※富士フイルムXマウント用の数値
レンズ構成：16群22枚（FLD1枚、SLD4枚）
画角（APS-C）：16.2°（W）-4.1°（T）
絞り羽根枚数：9枚（円形絞り）
最小絞り：F22-29
最短撮影距離：112（W）‐ 160（T）cm
最大撮影倍率：1:4.1（焦点距離400mm時）
フィルターサイズ：φ67mm
最大径×長さ：φ86.0mm × 199.5mm
質量：1,135g
 
■製品情報
「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS｜Contemporary」富士フイルムXマウント用
発売日＝2023年9月21日（木）
価格＝オープンプライス
 
【関連リンク】
https://www.sigma-global.com/jp/news/2023/09/01/21539/

share

gallery