富士フイルム株式会社は、「写真撮影」や「写真プリント」を通じて人生の幸福度を高める「写真幸福論」プロジェクトを開始。
富士フイルム株式会社はこれまで、さまざまな活動を通じて、「写真」が多くの方々のマインドに影響を及ぼすシーンに立ち会ってきた。
継続的に開催している参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展」では、個人的な記憶として保存してきた写真が多くの方々の目に触れ、感動や共感を呼び起こし、出展者にメッセージが寄せられることで新たな絆が生まれる場面。ご家庭でお子さんの写真を飾り、それを見ながらほめることで、お子さんの自己肯定感が高まる「ほめ写」などの活動。
それらの経験とお客さまから寄せられる声をもとに、多くの人がスマホで写真を撮影しクラウド上にそのデータを保存している時代に、改めてリアルな「写真プリント」が持つ価値に注目して開始するのが「写真幸福論」プロジェクトだ。
「この一瞬をとどめたい」と思い「写真を撮る」という行為そのもの、見て、触れて、贈りあうことのできるリアルな「写真プリント」、これらは人生の幸福度を高めてくれると考えている。「写真幸福論」プロジェクトでは、製品・サービスを通じたモノ・コト提案のみならず、写真を「撮る」「プリントする」「飾る」「贈る」などさまざまなプロセスを通じて人々が感じる幸せを共有する場を提供し、写真による幸せを増幅・伝播させていくことを目指す。
今回、「写真幸福論」プロジェクトの開始にあわせて、お客さまの幸せを増幅・伝播させる製品・サービスを展開する。その第一弾として、身近なコミュニティーや企業向けの参加型写真展サービス「“PHOTO IS” 想いをつなぐ。会話と絆が生まれる写真展パッケージ」と大切な人により“感性”や“想い”を込めた写真プリントが贈れるプリントサービス「フォトメッセージカード」の提供をスタートする。また、写真による幸せアップの事例を拡げる活動を共有するため、専用サイト(https://fujifilmmall.jp/shashin-kofukuron/)を開設する。
- ■新サービスの概要
(1)“PHOTO IS” 想いをつなぐ。会話と絆が生まれる写真展パッケージ
2006年に開始した参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展」では、写真には喜びや感動の大切な瞬間を思い出としてカタチに残し、たくさんの人を笑顔や元気にするチカラがあることを多くの方に実感してもらった。今回、そのチカラをもっと多くの方に体験いただくべく、身近なコミュニティーや企業向けの参加型写真展サービスとして「“PHOTO IS”想いをつなぐ。 会話と絆が生まれる写真展パッケージ」を用意。①Web応募システム、②展示用写真プリント、③簡易什器をパッケージ化して提供するため、コミュニティーや企業は簡単に写真展を企画・運営できる。
(2)フォトメッセージカード
Pantone(パントン)社とコラボレーションしたオリジナル台紙40色の中から選んだ1枚と写真プリントを組み合わせ、裏面に手書きでメッセージが書けるプリントサービス。写真プリントを贈る際に、より“感性”や“想い”を込めて大切な人に届けることができる。
保存や記録の手段として用いられてきた写真は、スマホやミラーレスデジタルカメラの普及、SNS共有による自己表現の多様化によって飛躍的に身近になった。また、撮ったその場ですぐにプリントが楽しめるINSTAX“チェキ”は多くの方から支持されている。多くの方にとって、写真は「保存」や「記録」という価値から「自身の個性」を表現する「作品」としての価値を持つように変化しつつある。「写真幸福論」プロジェクトでは、写真が作り手である自分自身への自己肯定感を高めたり、他人との絆を深めるといった、写真が持つ本質的価値が人々の幸福度を高める取り組みを提案・支援していく。
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