富士フイルム株式会社は、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット・デザイン賞プロダクトデザイン2023(Red Dot Design Award: Product Design 2023)」において、医療機器やイメージング製品などの23製1が「レッドドット・デザイン賞2023」を受賞した。
なかでも、軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS」と、放送用ズームレンズ「FUJINON HZK25-1000mm」の2製品が、同賞の最高賞である「Best of the Best賞」を獲得した。
「レッドドット・デザイン賞」は、1955年に設立された国際的なデザイン賞だ。デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの基準から審査され、優れた製品に贈られる。「レッドドット・デザイン賞」は、ドイツの「iFデザイン賞(iF design award)」、アメリカの「IDEA賞(International Design Excellence Award)」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞だ。
本年、国際的に活躍するデザインの専門家による審査の結果、美しい外観だけでなく、優れた機能・性能を最大限に生かすデザインが高く評価され、当社の23製品が、最高賞を含む「レッドドット・デザイン賞」を受賞した。
「レッドドット・デザイン賞2023」受賞製品(海外発売のみの2製品を除く21製品)
①軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS」【Best of the Best賞】
X線を読み取る検出器にカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Flow」のフラットパネルセンサを採用することにより、1台でX線動画と静止画の撮影を可能とした外科用Cアーム型軽量X線透視診断装置。外科手術において、術中の透視から術後の静止画撮影まで装置を入れ替える必要のない効率的なワークフローを提供する。
②放送用ズームレンズ「FUJINON HZK25-1000mm」【Best of the Best賞】
広角25mmから世界最望遠1000mmまでの焦点距離をカバーする世界最高40倍ズームを実現した箱型タイプの放送用レンズ。広範囲に動く被写体を意図どおりの大きさでとらえることができる。シネマカメラで主流である、2つの大型センサーに対応したデュアルフォーマット方式を採用。昨今スポーツ中継やライブ・コンサート中継において関心が高まっている、ボケ味を生かしたシネマライクな映像表現が可能だ。また、外観をブラックトーンで統一し、スタイリッシュなデザインを実現している。
【関連リンク】
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/9361
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