キヤノンは、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」において、プロフォトグラファーから高い評価を得ている大口径望遠ズームレンズの新製品として、開放絞り値F2.8の明るさと、幅広い焦点距離をカバーするフラッグシップズームレンズ“RF100-300mm F2.8 L IS USM”を2023年5月下旬に発売する。
“RF100-300mm F2.8 L IS USM”は、最高水準の性能を追求した「L(Luxury)」レンズならではの高画質と、優れた機動力を両立した軽量・コンパクトな大口径望遠ズームレンズだ。スポーツ・報道をはじめ、さまざまなジャンルにおいて、「RF70-200mm F2.8 L IS USM」(2019年11月発売)よりも望遠域の表現にこだわりたいユーザーや、「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」(2020年8月発売)よりも明るい開放絞り値を求めるユーザーなどの幅広いニーズに応える。別売りのエクステンダーを装着することで、焦点距離600mmまで望遠域を拡大することができ、さまざまな撮影シーンに対応する。
■主な特長
100mmから300mmの焦点距離をカバーしながらF2.8の明るさと軽量化を実現した大口径望遠ズームレンズ
フルサイズCMOSセンサー対応の焦点距離300mmを含むF2.8ズームレンズとして世界最軽量となる質量約2,590gを実現し、優れた機動力を発揮する。また、ズーム全域でF2.8の明るさを生かした撮影をすることができ、光量が不足しがちな室内スポーツなどで、より低感度・速いシャッタースピードで被写体の動きを鮮明に捉えることができる。また、美しいボケ味と望遠レンズの圧縮効果を生かした表現力豊かなポートレート撮影が可能。
単焦点Lレンズに迫る高画質をズーム全域で実現
「RFマウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカスを生かし、1枚の「蛍石レンズ」と4枚の「UDレンズ」、1枚の「ガラスモールド非球面レンズ」を含む18群23枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減することで、ズームレンズながら単焦点Lレンズに迫る高画質を実現している。また、別売りのエクステンダー装着時においても高画質を実現し、幅広い領域で優れた描写性能を発揮する。
2つの「ナノUSM(超音波モーター)」による静止画撮影時の高速・高精度AFと動画撮影時のなめらかなAF
フォーカスレンズ群とフローティングレンズ群を、2つの「ナノUSM(超音波モーター)」で個別に駆動して最適に制御する、電子式フローティングフォーカス制御を採用している。すべてのズーム域と撮影距離における優れた描写性能を実現するとともに、静止画撮影時における高速・高精度AFと、動画撮影時における被写体の動きに合わせてなめらかに追従するAFを実現している。
オープン価格
発売日=2023年5月下旬
【関連リンク】
https://canon.jp/corporate/newsrelease/2023/2023-04/pr-rf100-300-f28
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