大阪のGallery 176で小松宗光写真展「グランド・ダイバー」が開催される。
作品説明
【眼で見る写真・眼の快感】
私の作品の共通テーマは「眼で見ることの面白さ」です。「眼で見る」って当たり前なのですが、日常では眼に見えた中からその時必要な部分だけを頭が判断把握していることがほとんどで、これは「頭の中の概念で見ている」のだと思います。
概念や常識が無くては日々の生活がままならいけれど、たまにはちょっと一息、「頭で見る」ことから、わざと道を外れて「眼で見る」探検へ出かけると新しい発見があります。
【都市のスナップ】
今回の作品は都市の風景、空間、ビルや車を東京での生活圏とプラスちょっと足をのばしたエリアで撮影しています。人と物質と情報が密集した都市の生活では常に無数の光景が目の前を通り過ぎていきます。そのほとんどは無意識に「頭で見ていた」だけの記憶にも止まらない場面です。
私はカメラを手に歩き、日常では必要とされていない視点で周囲を見て、それまで気づいていなかったワンシーンとの出会いを楽しんでいます。人には皆それぞれ自分の見えている世界があり、一人ひとりの中でも意識が変われば別の世界が見えてくる。世界はいつでも自分と誰かのパラレルワールドだと思います。
【地上のダイバー】
タイトルの「グラウンド・ダイバー」は水の中で視覚を頼りに探検するダイバーのように、都市を眼で探検する姿をイメージした造語です。2014年、Gallery美0(大阪)の個展で初出。2020年から再び写真展と写真集のタイトルとして掲げています。
本展は2008年から2022年にかけて撮影発表してきた作品に新作を加えた、都市景観写真「グラウンド・ダイバー」シリーズのベストセレクトを展示します。
小松宗光
■展示概要
小松宗光写真展「グランド・ダイバー」
会期:2023年4月7日(金)~4月18日(火)
会場:Gallery 176(ギャラリー イナロク)
休廊日:4月12日(水)、13日(木)
開廊時間:13:00~19:00
【写真家プロフィール】
小松 宗光(こまつ むねみつ)
1968年、神奈川県川崎市生まれ。
桑沢デザイン研究所パッケージデザイン研究科卒業。
2008年、写真ワークショップ「街道塾」参加。
現在、写真自主ギャラリー「Gallery街道」メンバー。
都市風景をモチーフにした作品の発表を継続中。
写真集「Finder」シリーズをVol.20まで刊行。
https://www.komatsumunemitsu.com/
【関連リンク】
https://176.photos/exhibitions/230407/
出展者 | 小松宗光 |
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会期 | 2023年4月7日(金)~4月18日(火) |
会場名 | gallery176 |
※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。
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