世界最軽量のスマート天体観測ステーション、Vespera(ヴェスペラ)。
Vesperaは、望遠鏡とカメラを融合させた、新しい天体観測システムだ。
スマートで全自動制御のVesperaは、天文の世界に革命を起こす。アイピースの代わりにモバイルアプリを使用し、天体観測のエクスペリエンスを一から再設計することで、誰もが簡単に宇宙の不思議にアクセスすることができる。
重さは5kg以下。世界中のどこにいても、一か所で夜空を探索・観察し、天体写真を撮影し、宇宙について学び、発見したことを共有することができる。
- ■製品特長
自動初期化
Vesperaは、スマートフォンのGPS、星のパターン認識、天体測定を利用して自らを自動調整し、初期化する。デバイスをセットアップすると、5分以内に自動的に準備が整う。
自動導入&追尾
Vespera は自動導入技術により地球の自転を補正しながら恒星を自動追尾する。
オートフォーカス
世界で唯一、天体のオートフォーカス機能を搭載。もう手動でピントを合わせる必要がない。
フルHD SONY IMX462センサー (1920x1080)
Vesperaは、超低照度用に開発された最新のソニーセンサーを使用。この裏面照射型CMOSセンサーは1/2.8フォーマットで、サイズは2.9um。また、自社開発の基板により、発生する熱を適切にマネジメントし、アーチファクトの発生を抑えている。
4枚玉アポクロマート屈折式レンズ
Vaonisの技術者たちは、ランタンガラスを用いた2群4枚のレンズで構成される独自の50mmアポクロマートレンズを設計した。Vesperaの光学系は、歪曲収差、色収差、非点収差がなく、市場で最も正確で強力な光学設計の1つだ。
- ■主な仕様
レンズ:クアドラプレット(4枚玉) アポクロマート 超低分散 S-FPL52 相当(ULD) ランタンガラス口径:50mm
焦点距離:200mm
口径比:F/4
実視界:1.6° x 0.9°/3.2° x 1.8°(CovalENS使用時)
倍率:30x相当
イメージセンサ:Sony IMX462
解像度:1920 x 1080 (2MP)/最大8MP(CocalENS使用時)
センサーサイズ:1/2.8型
ファイルフォーマット:JPEG, TIFF, FITS, 16-bit RAW
天体導入:自動
天体ごとに適用:リアルタイムイメージスタッキング
バッテリー動作時間:約8時間(モバイルバッテリ使用で延長可能)
クラウドへの写真保存可能数:最大100イメージ
質量:5kg
サイズ:高さ40cm×幅20cm×奥行9cm
操作:スマートフォン/タブレット(Singularity by Vaonisアプリ (iOS, Android)使用)
適用:深宇宙天体(銀河、星雲、星団)、彗星、月、太陽
発売日:2023年4月予定
価格:369,800円(税込)
【関連リンク】
https://sightronjapan-vaonis.com/products/vespera
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