ライカカメラ社は、「ライカWatch」の2機種「ライカL1」「ライカL2」を発売する。
ライカの製品哲学を表すキーワードとして「品質とデザイン」「機能性と耐久性」「優れた製造技術と長期的なビジョン」が挙げられる。また、ライカの150年以上におよぶ歴史の中でブランドの中核を成してきたのが「本質へのこだわり」というポリシー。
今回、新たにライカの製品ラインアップに加わる、特許取得のプッシュ式リューズを採用した上質な腕時計である「ライカL1」と「ライカL2」も、それらのキーワードとポリシーがすべて当てはまる製品となっている。
「ライカL1」と「ライカL2」はいずれも、過去に製造された優れた製品群からインスピレーションを得てデザインされている。外観デザインのコンセプトを担当したのは、ベルリン芸術大学のアヒム・ハイネ教授で、同教授は過去に何度もライカの製品デザインに携わった実績があり、ライカ特有の様式美を熟知している人物だ。
そのため、両機種のデザインにはライカがこれまでに生み出してきたさまざまな歴代の製品の特徴がさりげなく取り入れられており、針とアプライドインデックスの優美なデザイン、ステンレススチール製のケースの磨きぬかれたフォルム、リューズに施した特殊なローレット、カメラのフロントレンズを彷彿させるドーム型の風防などからライカらしさが感じ取れる。
両機種はともに機械式時計で、新開発の手巻ムーブメントを搭載している。裏蓋の素材は高硬度のサファイアガラスで、ムーブメントの動きを見て楽しめるシースルーバック仕様になっている。
ライカカメラ社の社主であるアンドレアス・カウフマンは「この長期プロジェクトをようやく発表することができ、大きな喜びを感じています。パートナーであるハイネ教授とレーマン・プレシジョン社とともに、ライカらしさを備え、プレミアムブランドとしての価値を体現した、“Made in Germany”の腕時計を生み出せたと確信しています」 と語っている。
「ライカL1」および「ライカL2」は、ライカ銀座店にて2022年2月19日(土)より発売予定。
「ライカL1」は1,298,000円、「ライカL2」は1,815,000円(ともに税込)。
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