EIZO株式会社は、USB Type-C®端子を搭載した24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2400S」を2023年2月24日に発売する。価格はオープン価格。
ColorEdge CS2400S(以下CS2400S)は、現行の24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2420-Z」の後継機種で、デジタル写真やイラスト、デザイン制作を行うユーザー向けのスタンダードモデルだ。
前機種からの進化ポイントとして、入力端子に新たにUSB Type-Cを搭載。ノートPCとUSB Type-Cで接続することで、画面表示、USB信号の伝送に加え、ノートPCへの70Wの給電が可能。
環境配慮の取組みとして、ColorEdgeシリーズでは初めて製品を保護する梱包材に段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材を採用した。ケーブルも、ビニール袋の代わりに紙で保護するなど、脱プラスチックを推進している。また、プリント基板や基板内部の部品には、ハロゲンフリー材を採用するほか、使用時の消費電力の低減も実現。
Adobe RGBを99%カバーする広色域表示や、キャリブレーション対応など、優れた色表示を実現する各種性能は、前機種を踏襲している。
- 【主な特長】
<前機種からの進化ポイント>
■USB Type-Cを搭載し、ケーブル1本でノートPC接続・70W給電が可能
ノートPCとUSB Type-Cケーブル1本の接続で、ノートPCへの70Wの給電、映像の表示、USB信号の伝送が可能。MacBook等のノートPCにも給電でき、電源アダプタを接続する必要がないので、作業をすぐに快適に始められる。
■環境に配慮した製品開発への取組み
CS2400Sは、2021年6月のRadiForceシリーズ、2022年6月のFlexScanシリーズに続き、ColorEdgeシリーズでは初めて、製品を保護する梱包材にパルプ緩衝材を採用した。ColorEdgeシリーズにも採用を開始することで、脱プラスチックに向けた取組みを推進。また、標準消費電力を前機種より低減。プリント基板や基板内部の部品にはハロゲンフリー材を使用している。このように、製品の生産・出荷・使用、あらゆる場面において環境負荷低減に努めている。
■筐体デザインを刷新
筐体デザインを圧迫感のない、ノイズレスなデザインに一新した。また、側面には4つのUSBポートが使いやすく配置されている。近年のUSBポートの少ないノートPCとの接続時に便利。
■出荷時のモニターの表示状態を測定した結果を記した調整レポートを同梱
CS2400Sはプロフェッショナル向けのCGシリーズ同様に、出荷時のモニターの表示状態を測定した結果を記した調整レポートを同梱している。
<前機種を踏襲する特長>
■Adobe RGB色域を99%カバーする広色域表示
Adobe RGBをほぼカバーする広色域対応。Adobe RGBで撮影・現像したデータの色を正しく表示できる。例えば鮮やかな青空、新緑の緑色など、sRGB相当の一般的なモニターでは再現しきれない色まで忠実に再現。また、印刷業界の標準色であるJMPAカラー、Japan Colorもカバーしているので、印刷前から出力紙の色味をモニター上で確認できる。
■A4見開き実寸+ツールパレットが収まる広い作業領域
■豊かな色再現をかなえる10-bit表示に対応
■見る角度による色変化が少ないアンチグレアIPSパネル
■安心の5年間保証に加えて、購入から6か月の無輝点保証を用意
■モニター画面と写真プリントの色合わせソフトウェア「Quick Color Match」に対応
■高精度な表示調整ができるカラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」に対応
■キャリブレーションセンサーEX4をオプションで用意
■ワンタッチで取付け可能な遮光フードをオプションで用意
「ColorEdge CS2400S」
発売日=2023年2月24日
オープン価格
参考価格:EIZOダイレクト販売価格=108,900円(税込)
【関連リンク】
https://www.eizo.co.jp/press/archive/2023/NR22-018.html
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