top プロダクツレンズコシナ、アポクロマート設計の大口径マクロ Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalを発売

コシナ、アポクロマート設計の大口径マクロ Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalを発売

2022/10/14

株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドからニコン Zマウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の専用交換レンズ、MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalを発売する。本製品は株式会社ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造されている。
 
APO-LANTHAR(アポランター)とは、フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号で、APOはアポクロマート設計に由来する。
 
その誕生は1954年。光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計は、カラーフィルムの登場によって求められた経緯がある。モノクロからカラーへとフィルムの形式が転換した際のシビアさ以上に、現在の高画素化したデジタルセンサーには非常に高度な色収差の抑制が求められている。
 
本製品はニコン Zマウント専用レンズとしてAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical、APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalに続き、APO-LANTHARの名を冠した3本目のレンズとなる。
 
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalは、ニコン Zマウント専用の高性能マニュアルフォーカスマクロレンズだ。フルサイズのイメージサークルをカバーし、光学設計はニコン Zシステムカメラのイメージセンサーに最適化されている。
 
本レンズは電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現している。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応している。
 
両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス6枚を投入した8群10枚構成の光学性能は、フォクトレンダー史上において最優秀を誇る。マクロレンズとしては大口径の開放F値により大きなボケが楽しめることに加え、絞り開放からシャープな結像性能を示し、フローティング機構の採用により最短撮影距離0.31m(撮影倍率:1/2倍)から遠方のモチーフまで極めて優秀な画像品質で描き切る。

 

  • 主な特長
  • ■色収差を排除したアポクロマート設計
  • ■ニコン Z マウント専用設計
  • ■フルサイズのイメージサークル
  • ■電子接点によるボディとの情報通信
  • ■高い剛性感と耐久性の、総金属製鏡筒
  • ■確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
  • ■フローティング機構搭載
  • ■最大撮影倍率1:2 最短撮影距離0.31m
  • ■10枚羽根虹彩絞りによる、美しいボケ味

 

発売日:2022年11月予定

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

価格:125,000円(税別)(専用ねじ込みフード付属)

メーカー:株式会社コシナ ☎0269-22-5106

 

【関連リンク】

https://www.cosina.co.jp

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