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コシナ、ニコンZマウント(APS-Cサイズ)専用交換レンズ「Voigtländer MACRO APO-ULTRON D35mm F2」を発売

2022/09/15

株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドからニコン Z マウントを採用したAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の専用交換レンズ、MACRO APO-ULTRON D35mm F2を発売する。
 
本製品は、ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造されている。
 
MACRO APO-ULTRON D35mm F2は、ニコン Z マウント専用の大口径マニュアルフォーカス標準マクロレンズだ。APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)のイメージサークルをカバーし、光学設計はニコン Zシステムカメラのイメージセンサーに最適化されている。
 
本レンズは電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現している。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるによるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応している。
 
レンズ構成は、6群9枚構成のうち異常部分分散ガラス3枚を使用する最新の光学系を採用。アポクロマート設計による色滲みのない自然な発色に加え、開放F値F2というマクロレンズとしては異例の大口径でありながらコンパクトなスタイルに仕上げている。
 
ピント調整には、前4群6枚を前後させるフロントフォーカス方式を採用。光学系全体を繰り出す方式と比較して伸長を短くすることを可能としながら、オートフォーカスのレンズではモーターによる駆動の困難な質量をもつレンズ群を前後させることで、遠距離から近接まで安定した画質を確保している。
 
フォーカスリングおよび絞りリングは総金属製を採用。大きく削り込まれた指がかりと、精密な切削加工が施されたローレットパターンが特徴だ。このデザインは、古き良き時代を想起させる美しい外観と、マニュアル操作感を向上させる機能性を兼ね備え、総金属製のヘリコイドリングによるシルキーなピント合わせの操作感が味わえる。
 
最短撮影距離は0.163m(撮影倍率1:2)で、その場合の被写体からのワーキングディスタンスはフード装着時で0.06m(レンズ先端から0.08m)。近接撮影効果によるピントの浅さに加え、大口径マクロ特有の大きなボケ味を活かした撮影の可能性が拡がる。
 
本レンズはマクロ領域だけでなく、テーブルフォトからポートレイトや風景まで、被写体までの距離にかかわらず安心して使える画質を持つことから、マクロ撮影へのチャレンジだけでなく、初めての本格的な単焦点レンズとしてもお勧め。
 
近接撮影時に被写体への影を作りにくいコンパクトなストレートタイプの専用ネジ込みフードが付属している。

 

MACRO APO-ULTRON D35mm F2 ニコンZマウント用

発売:2022年10月予定

価格:98,000円(税別)

メーカー:株式会社コシナ ☎0269-22-5106 

 

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