top ニュースピックアップJCII 日本カメラ財団が2021年の「歴史的カメラ」5機種を選定

JCII 日本カメラ財団が2021年の「歴史的カメラ」5機種を選定

2021/12/22

一般財団法人日本カメラ財団が主催する「歴史的カメラ審査委員会(委員長:谷野 啓)」は、2021年の「歴史的カメラ」として、以下の5機種を選定した。

 

■「ソニー α1」  

ソニー 3月19日発売

◆5010万画素 35.9 x 24.0ミリ CMOS ◆CFexpress Type A、SD  ◆電子ビューファインダー、3.0型液晶モニター
5010万画素でAF/AE追従しながら毎秒30コマの高速連写が可能。また、フラッシュ撮影時にメカシャッターで1/400秒、電子シャッターで1/200秒まで同調する機能を備える。

 

■「ペンタックス K-3 Mark Ⅲ」  

リコーイメージング 4月23日発売

◆2573万画素 23.3×15.5ミリ CMOS ◆SD(ダブルスロット) ◆一眼レフ、3.2型液晶モニター
高屈折率ガラスペンタプリズムの採用で倍率約1.05倍の視野率約100%光学ファインダーを備えたデジタル一眼レフカメラ。

 

■「キヤノン パワーショット PICK」
キヤノン 11月26日発売
◆1170万画素 1/2.3型 CMOS ◆マイクロSD ◆ファインダーなし
パン・チルト・ズーム機構を備え、周囲にいる人物の顔を認識し、構図や表情を判断して自動で撮影する機能や、音声コマンド入力によるカメラ操作機能を持つデジタルカメラ。

 

■「キヤノン EOS R3」  
キヤノン 11月27日発売
◆2410万画素 36.0×24.0ミリ CMOS ◆CFexpress Type B、SD ◆電子ビューファインダー、3.2型液晶モニター

デュアルピクセルCMOS AFに対応した自社開発の裏面照射積層フルサイズセンサーを搭載し、視線の位置にAFフレーム・AFエリアを移動する機能、最高1/64000秒の電子シャッターを備えるミラーレスカメラ。

 

■「ニコン Z 9」  

ニコン 12月24日発売

◆4571万画素 35.9×23.9ミリ CMOS ◆CFexpress Type B、XQD ◆電子ビューファインダー、3.2型液晶モニター
フラッグシップ機でメカシャッターレスとしたミラーレスカメラ


「歴史的カメラ」とは、日本のカメラの発展の歴史を永く世に留めるために選定するもので、「技術史的に意義のある日本最初の試みがなされているもの」「市場において特に人気を博するなど、歴史的にみて意義のある」とみなしうる国産カメラを、中立的な立場にある専門家や学識経験者から構成される「歴史的カメラ審査委員会」によって、一年間に発売された新商品すべてを対象として審査・選定している。

 

【関連リンク】

https://www.jcii-cameramuseum.jp/museum/2021/12/14/30970/

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