top 本と展示展覧会ピックアップ南魚沼市・池田記念美術館にて、北井一夫「写真の旅人」アートスペース シモダ 所蔵写真展が開催

南魚沼市・池田記念美術館にて、北井一夫「写真の旅人」アートスペース シモダ 所蔵写真展が開催

2024/04/29

〈村へ〉より《お盆》 岡山県久米町 1974年 ©Kazuo Kitai

 

南魚沼市 池田記念美術館で北井一夫「写真の旅人」アートスペース シモダ 所蔵写真展が開催される。
 
今回の写真展は、北井氏の作品数百点を所蔵する「アートスペース シモダ」のコレクションの中からヴィンテージプリントを中心に厳選し、日本が世界に誇る写真家のひとり、北井一夫の初期から現在までを紹介する。〈抵抗〉、〈三里塚〉、〈いつか見た風景〉、〈村へ〉、〈1973年中国〉、〈新世界物語〉、〈おてんき〉、〈ライカで散歩〉ほか、合計約300点を展示予定。

 

  • ■展覧会情報
    北井一夫「写真の旅人」アートスペース シモダ 所蔵写真展
    会期:2024年5月25日(土)~7月7日(日)
    時間:9:00~17:00(最終日は15:00まで/入館は閉館の30分前まで)
    休廊日:水曜日
    会場:池田記念美術館
    住所:新潟県南魚沼市浦佐5493-3 八色の森公園内 

 

■会期中のイベント
1. トークショー「写真と旅」
5月25日(土)14:00〜
北井一夫×石井仁志(20世紀メディア評論)
 
2. ギャラリートーク[作品鑑賞]
6月22日(土)14:00〜
北井一夫×下田賢司(アートスペース シモダ)×石井仁志
 
3. トークショー「1970年代の写真とのら社」
6月23日(日)14:00〜
北井一夫×橋本照嵩×金丸裕子(ライター・編集者)
 
■プロフィール
北井一夫(きたい・かずお)
1944年、中国・旧満州生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。1965年に写真集『抵抗』を出版。その後、神戸港の港湾労働者、日大全共闘や三里塚、返還前の沖縄を取材したドキュメンタリー写真を発表する一方、全国各地の見知らぬ土地をたずねて、人々の暮らしや風景をアサヒグラフやアサヒカメラに〈いつか見た風景〉〈村へ〉として掲載。72年に第22回日本写真協会新人賞、76年には第1回木村伊兵衛写真賞を受賞。73年には木村伊兵衛らと国交正常化後の中国を訪問し、以後何度も中国に出かけ〈1990年代北京〉シリーズを発表。そのほか、浦安の漁村風景〈境川の人々〉、大阪の遊興地〈新世界物語〉、東京郊外の新興住宅や団地の人々の生活を撮った〈フナバシストーリー〉、ドイツ表現派の建築写真〈ドイツ表現派紀行〉、〈おてんき〉、〈ライカで散歩〉など多数のシリーズ写真がある。

 

【関連リンク】
https://kitaikazuo.art/exhibitions/2024-ikedakinen/

展覧会概要

出展者 北井一夫
会期 2024年5月25日(土)~7月7日(日)
会場名 池田記念美術館

※会期は変更や開催中止になる場合があります。各ギャラリーのWEBサイト等で最新の状況をご確認のうえ、お出かけください。

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